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「はい、やってみます。えと、僕はセトです。アイリス先生お願いします」



 ペコッと頭下げて先生と呼んでくれました。師匠よりはまだ恥ずかしくないか、照れるけど。



「よし、決まりだ。次の街まではアイリスさんとこの馬車で移動しなさい。他の子からやっかみがあるだろうからね。君の保護者はアイリスさんだ、彼の言う通りにしなさい。お兄さんは気にしなくて良い。何かされたらアイリスさんと私に言いなさい。彼は兄だろうけど、道は別れたのだから今まで通りにはいかない。いいね?」



「はい。ありがとうございます!」



 兄と別れることが決まって嬉しそうだな。苛められてたらしいから仲は良くないだろうし。

 今晩からテントで寝泊まりして貰っても?と聞くと寧ろお願いしますとのこと。食事も別でお願いしました。痩せすぎだから栄養の良いものを食べさせてあげたいじゃない。肉豊富だし。



 セト君の荷物(着替えと日常小物だけだった)を受け取り、改めてお礼を言って二人でテントに戻ると、セト君はネオのフンフンクンクン攻撃にあいました。セト君硬直、言ってなかったねごめんね遊び相手宜しくねっと。

 緑達は歓迎の言葉をそれぞれ言ってるが聴こえてないからね、彼が慣れるまで枝とか揺らさないでね緊急時以外。



 今日のご飯のメニューと量を尋ねたら、パンと野菜の浮いたスープに干し肉が2個、だけど干し肉も野菜も兄に取られたとのこと。てことはパンと具のないスープのみかい!成長期なのにー!

 子供は寝る時間になるけどお腹は空いてるらしいので、ゴマクッキーと薬草茶にシロップ溶かして食べさせた。

 その間に湯を沸かして体を拭いてから寝かせた。体力ないんだろう、暖かいって呟いてすぐに眠った。



 今までテント生活では俺とネオだけだったから、ネオが少し興奮してるので構ってやる。立ち上がったらネオの方がでかいんでなかろうか。布団買わないとな。ネオも潜り込むから流石に狭い。

 やっぱり一人旅でよかったーと思った矢先に増えちゃった。でもまあ、男の子だし、弟子だし?いずれは探そうと思ってたんだからいっか。これも何かの縁だ。繋いだのは緑達だけど。

 片付けして早めに就寝。

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