2
山を移動しながらテント生活4日目、夜は当然寒い。山菜がちらほら出始めたので採取したり、冬の間に厚くなった木の皮をぺリぺリ剥がしたり、密になる木を見つけてルンルンで樹液採ったりしてたらあっという間だった。
そして、ネオがいたち擬きを捕まえました!すばしっこいのに良く捕まえたねーと褒めまくり。毛皮が良い値段になります。捌いた後はネオのお口に。
狐には遊ばれてました。
また数日後に小川発見。川に沿って下山しつつ、ある程度の深さの所でテント張って穴掘ってから大鍋で湯をガンガン沸かして盥でで入浴。
こっちで作られたオリーブ石鹸だから自然分解出来ることを信じて汚れた湯を穴に捨てる。
流石に1週間も洗髪しないと気持ち悪い。スッキリした。
春の茸と山野草を探しながらまたふらふらとさ迷い、テントの中で緑達に起こされた。めっちゃ早朝。
くるよくるよー、いっぱいくるよー、おいしいっていってたやつ、げんきだよ
だからどの子が体調報告してんだろ?美味しいやつってどれだ?
こっそりテントから出て辺りを見渡すと、木々の向こうに数頭の角牛がいた。確かに美味しいやつです。気配を探ると群れだ。
角牛は発情期がほぼ毎月くるからあまり気にしないで狩りが出来る。子供連れと雄が1頭だったら対象外だけど。
食べるなら若い雄かなるべくなら雌が良い。贅沢言うなら未経産の雌。
数が多いからそこまで選べないので、テントで働いてる以外の結界石総出と眠り玉を用意してそっと近づく。
手前の数頭をチェック、雌と若い雄で子供はいない。雌の乳房も小さいから今は産んではいないだろう。
木の影から結界石を数ヵ所に投げる。気付かれないうちに、そこの牛達を閉じ込めてほしいなーとお願いします。
よっしゃーって魔力に反応したのか他の牛は逃げるし、中の牛は見えない壁にぶつかってパニックになった。




