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第20話 ゴーレムの雪流れ

ぎりぎり!

ゴールデンウイークももう終わりですね。明日彼学校ですかしこ

 俺は左の小太刀を右に持ち替え、ゴーレムを分析する。

 あの戦闘ゴーレムの長所は2足歩行で細かい動作ができるとこと空洞に魔石があるので魔石を保護していることだ。

 しかし、それは逆に言えば魔石を保護する石は視線を遮っているということだ。


ビュン!

「ぐっ!」

 そうして分析していると、戦闘ゴーレムに投石ゴーレムから雪玉が放たれた。

 戦闘ゴーレムを中継した石は更に加速して放たれ、腕で受け流すが強い衝撃を食らう。


「やろー…」

 俺は『ヒール』を掛ける。

 『ダッシュ』を使い突撃する。


 まずは投石ゴーレムだ。

 『跳躍』を使い地面を跳ね戦闘ゴーレムの頭を跳ね、投石ゴーレムに飛びかかる!

 危ねえ!少し遅ければ頭を粉砕されていた。


ぶちっ!

 突然の事に反応が遅れた投石ゴーレムの上に乗り、左手に握った魔石を右の木立で叩きいてちぎる。

 投石ゴーレムが音を立てて崩れ落ちる頃には戦闘ゴーレムがこっちを向いていた。


 残念だが、今の俺がこいつを倒すのはかなりギリギリだ。

 俺は撤退を図ることにした。

 逃げるは恥だが役に立つ。


「ふんぬぅ!」

 俺は投石ゴーレムの上部をどけ、ソリを戦闘ゴーレムに向けて滑らせる。

 短足で思いゴーレムはこれを避けれず、後は自分の丸みと重みで雪山を転がり落ちていった。


 犬型ゴーレムは逃げたようだ。

 俺は小太刀を回収する。


 さて、ぬるぽさんの所に向かわなくては。



 ぬるぽさんは無傷だった。

 ぬるぽさんの方は普通の蜘蛛型ゴーレムだったらしい。


「これからどうします?」

「そうだね、No.2も死んじゃったしそろそろ帰るよ」

 No.2とは刃が細長い方の事だろう。


「でもその前に、良さげな洞窟を見つけたから拠点を作ってから帰ろう」

 こうして今日の狩りが終了した。

 日当の2500クロスと雑魚ゴーレムの550クロス、合わせて3050

クロスを受け取る。



 街に戻ってきた。

 さっそく<ファニー製造>の本拠地に行き魔石カイロを5つ程買う。

 ついでに60センチ程度の短めのメイスも買う。ゴーレム自体を破壊するためだ。

 ずっしりと重い。ここで装備して行く。


 <ファニー製造>の本拠地は敷地こそ<アイスクリーム>のそれより低いが、建物が密集している。

 訓練場がないからだ。


 なんだか今日は少し不完全燃焼気味だ。

 そうだ!<アイスクリーム>で今週分の訓練しごきをしよう!



 <ファニー製造>の本拠地と<アイスクリーム>の本拠地は近い。


「こん中で俺は強いと思うやつは来い!」

 屋外訓練場で俺は訓練役のオレンジの腕章を着けて言う。


 さすがは<アイスクリーム>、5人が集まった。

 男4人に女1人。


「んじゃ、そこの兄ちゃんから掛かってこい」

「よし、行くぞ!」

 最初は青年だ。両手剣を持っている。


「うおりゃ!」

 両手剣を袈裟に斬ってきた。

 俺はこれを斜めに避け…


「おお!」

 腹にボディブローを叩き込んだ。

 青年は倒れた。


「次い!」

「はっ、行くぜ!」

 次に来たのは【比翼】を持った少年だ。


「や!はっ!」

 俺は小太刀で両小手を叩き、少年は小太刀を落とした。


「シュガーさん、ウィズさん、作戦通りに!」

 弓を持った少女の指示で、重装備の青年がよってきて槍を持った中年は回り込もうとする。


 はっ、調子上がってきたぜ!

また明日

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