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火薬

「武曲・京光刀(けいこうとう)(じゃく)!」

「……そういう応用もできるんですねその技」



 ミザリーさんが即興で作った刀からとてつもない光を放つ技、その光度をかなり弱めたバージョンだ。


 蛍光灯程度の明るさで、部屋ひとつ照らすのには丁度いい。


 僕が今魔法を使えない事を説明し、代わりに光源を用意してもらった。



「そういえば、神話に出てくるような武器は作れないって言ってましたけど、神器を使っても無理なんですか?」

「そうなんだよなぁ、アタシもあんま仕組みは分かってねぇけどよ、実際に作れるようなもんじゃねぇと出せねぇらしいんだよな。ほら、刀身よく見てみろよ、魔法陣っぽいのあるだろ?アタシは魔術の事はサッパリだけど多分これで光ってんじゃねぇか?」

「自分で魔術かどうかも分かってないのによく使えますね……」



 言われて見てみると、たしかに刀身に魔法陣がある。


 しかしそれは通常の魔法陣とは異なっており、術式が幾何学模様のようなものになっていた。


 そして、全く同じものというわけでは無いが、僕はこのような魔法陣を知っている。


 ルブルム王国の国王、ノヴァ様の描く魔法陣と同じものだ。


 ノヴァ様もなんとなくでやってその魔法陣になり、何故か上手くいっていると言っていた。


 だから今のところその幾何学模様の法則性は分かっていないが、それで動くという事は術式との互換性が何かあるはずだ。


 ……タルタロスさんにもこの魔法陣の事を教えてあげたいが、ミザリーさんの能力の事は口外しない約束だからそういう訳にはいかないよなぁ……。



「でも神器を使えば、実際に作れるものであれば見たことの無い武器でも具現化できるって事ですよね?」

「まあそうだな。それが武器であればだけど」

「爆弾とかも作れます?」

「爆弾だぁ!?作れなかねぇと思うけどやんねぇよ!?神器が壊れちまったらどうすんだ!」

「いやそうじゃなくて、爆弾が作れるんだったら火薬も作れるって事ですよね?そしたら原始的な銃くらいは作れるんじゃないかなって……」

「火薬?よく分かんねぇけどそれ使って魔術でどうこうする感じか」



 ……もしかしてなのだが、この世界だと爆弾作るのに火薬だとかニトロだとかって必要無かったりするのか?


 よくよく思い返せば僕も爆風の魔術を使っていたではないか。


 詳しく言えばアレは風の魔術と火の魔術を組み合わせて擬似的に爆風を作っているだけなのだが。


 タルタロスさんだったら本物の爆発物を魔術で作れたりするんじゃないだろうか?


 そうなってくるともしかしたらこの世界の爆弾と僕の知っている爆弾が全く別のものの可能性が出てくるな……。


 機関銃はさすがに無理にしても、火縄銃くらいだったらこの場でミザリーさんに構造を説明してそれっぽいものを作れるんじゃないかとか思ったのだが、僕の想定している物とは全く別物の火縄銃が完成するかもしれない。


 上手くいけばかなりの戦力増強になるとは思うが、ここは慎重になるべきか……?

昔はドラクエだったりの腰を据えてやるゲームが好きでよくやってたんですが、大人になるとそんな体力も時間も無くなってしまって悲しい気持ちです……。

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