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【完結】明日からモンスターまみれの世界〜剣道家たちが世界を救う〜神からもらった能力がチートすぎた件  作者: opocho


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画期的な裏技



完成した秘密基地でふと思いついたことがある。


「これさあ」


ちょっと思いついたことを話してみる。


「オレ、コピー持ってるじゃん」

「うん」

「この部屋ってかこのリゾート、あちこちに持ち運べたら便利じゃね?」

「そ、そんなことできるの!?」

「思いついたんだけどさ」


そう言ってオレはある物を取り出す。

それは寝袋だ。


「え?」

「いや空間を繋げて広げるってことなら、寝袋を入り口にできそうな気が……」


うん。出来たね。


寝袋の向こうに極上リゾートが広がった。

みんな大喜びだったけど、寝袋はちょっと入りにくいのでテントに変えた。

ポイッと投げたらポンッて広がるやつ。

ポップアップテントっていうのかな。


これは素晴らしいことを思いついたものだ。

なんにせよ、収納に入れておけばいつでもリゾートで休める!


アキも泊まれないときに使えるように寝袋を渡しておいた。


ん?


「なあ、ナビィ。これ同じリゾートに接続って出来るんじゃね?」

「!」

「え!」

「ちょっとやってみる」


アキにあげた寝袋リゾートの先を、お部屋リゾートに変えれば……出来た!


「繋がった!!!」

「てことは?」

「アキ、これでいつでも寝袋からオレに会えるぞ」

「うわーーー!」


これって地味にすごいことかもしれない。

魔力に覚醒してないと【収納】は使えない。 

ましてや【転移】も。

でも拡張という入り口からなら転移ができるし、つまりは収納も使えるようなもんだろ。


これはすごい。

寝袋やテントはかさばるから、なにか他のもの……え、なんならチャックだけでもできるんじゃね?


ということで。

アキは長いチャックを持ち歩くことになった。

なんてことのないチャックだけである。

アキの転移先を増やすために、今後はお部屋リゾートに【転移用の扉】をたくさん用意することにした。


ついでに出た先に誰もいないかわかるように、モニターも付けた。


これは大発明だな。

神様に会ったら表彰してほしいもんだ。


―――――――


秘密基地づくりに満足したので、師匠の手土産を買いに行くことにした。


となれば京都だよな。

例の美味しいまんじゅう餅を買いに行くことにした。


認識阻害をかけつつ、アキと京都へ転移する。


「便利だねえ」

「だよねえ」


二人で手をつないで歩きながらまずは目的の餅を探す。

東京では手がかかったけれど、京都に来れば手にはいる場所は多い。

ウチの親は新幹線の改札を入ったところのお土産売り場でよく買っていたよな。


なんてことを思い出したらにしんそばも食べたくなった。

それも駅構内にあったな。

お持ち帰りのお土産バージョンもあって日持ちもするしなかなか美味しかっだ覚えがある。

それに有名な肉まんもあるぞ。

並ばないと買えないけどあれは欲しいな。


って言い出すと買ってコピー収納しておきたいラーメン屋さんもいくつか。

でもラーメンは行列だろうからまた今度かな。


あちこち回るのも大変なのでとりあえず駅の構内でまとめて目当てのものを買うことにした。


改札に入る前にまず肉まんをゲット。

タイミングが良かったのか過去最高に列も短く、すぐに手に入れることができた。

バレないように出来たてをすかさず収納しておく。


次に入場料を払って新幹線の構内へ。

お餅とにしんそばのお土産をゲットしてミッションは終了だ。


とそこに大きめのアラートが届く。

モンモニではなく、予知だ!


(アキ! ナビィ!)

(ナビィだよー♪)

(デカい予知アラートだ!)

((!!))


(場所わかる?)

(なんとなく……上だ。ホーム!)  


このフロアの駅員もバタバタしだしたようだ。

急いでエスカレーターを駆け上がる。


ホームは異様な状態だ。


原因はわからないが駅員たちが大慌てで客の誘導を初めていた。


「どうしました?」

「あ、お客様、早く避難してください」

「何事ですか?」

「とにかく早く下に避難を!」


(神眼)


(爆破予告なんて言えないよ。ガセだといいんだけど、とりあえず退避させなきゃ!)


そういうことか。

アラートが鳴ったってことはガチなやつだ。

わざわざ予告をするにはなにか意味があるのか。


そこにやけに横柄な客が割り込んでくる。


「なんだこの騒ぎは!」


同時にまたアラートが鳴った。


見たことがあるなと思ったら、あまり評判の良くない政治家だった。

名前は知らないが、確かとんでもない額の裏金疑惑で少し前まで渦中の人だったよな。

秘書の独断ということになり、その秘書が自殺してしまったので捜査ができず有耶無耶になったとても後味の悪い事件だった。


「おいお前! なぜ乗れんのだ!」 

「お伝えできません。ひとまず下に降りてください」

「あ? 貴様、ワシを誰だと思ってる!」


あー、こいつは典型的なダメなやつだな。

こいつを狙ったテロってことか? 

 

神眼で見てみると出るわ出るわ。

表沙汰になっていないネタがザクザク出てくる。

とんでもない不正のオンパレードだよ。

こんなヤツ本当にいるんだな。

秘書の自殺ももちろん仕組まれたものだった。

許せねえな。  


あ、これか?

中国政府と揉めてるな。 

自分の手引きで引き込んだ産業スパイが捕まりそうになったので、バレるのを恐れてまとめて処分らしい。

裏切りついでに彼らの持っていた情報を日本の裏企業に売っている。


こいつめちゃくちゃじゃん。

こんなことあるんだな。

狙われるのも当然だ。 


よくわからないけれど、中国政府が本気で動いてるならかなりの仕掛けかもしれない。

高校生には荷が重いだろ!

でもやるしかないよな。



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