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魔力量が半端ないっす  作者: 九条
第2章 miaka~再会~
50/51

新たな旅仲間です

この話でとうとう50話目!!

しかもちょっと過ぎちゃいましたが……一年経ちました!!

いつもお読みくださりありがとうございます(*´∀`*)

キメラが倒されたのを確認してから恐る恐る背後を振り返る。なんでかって?後ろに阿修羅(メイドさん)がいるからだよ!


「ミアカ様、お助けいただきありがとうございました。しかし私は安全な場所で待っているようお諌めしたはずですが?」


……ははは、死んだわ私。この世界に来てから色んなことを学んだつもりだけど誰もメイドさんの説教から逃れる術は教えてくれなかったな。無念





 *********

……20分後


「……何度も申し上げますが、ミアカ様は大変お強くありますが少々勇猛すぎる部分があります。もっとご自分を大事になさってください。いいですか?」


「……はい、十分反省しております。」


「ミアカ様が戦われている時は本当に心配したんですから。今後はご自分から危険に飛び込まないようになさってくださいね。」


「はい、十分反省しております。」


「ふぅ、今回はここまでで終わりにします。もうなさらないで下さいよ?」


「はい、十分反省しております。」


はあ~、長かったわメイドさんのお説教。心配して怒ってくれていたメイドさんには申し訳ないけど最後なんか機械化してた気がするし。

メイドさんから解放されたことだし、あの子供を見に行かなきゃ。お説教中気になってたかどメイドさんに口を挟める雰囲気じゃなかったからね。……ヘタレって言うな。



迎えに行ってみると子供は結界の中から出た様子もなく座り込んだままボーッとしていた。キメラに襲われていたにも関わらずそうできるのは危機管理能力が無いんじゃないかなって思うけど、今回はそれでよかった。結界って中からだったら出てこれるからね。パニックになって結界から飛び出したらキメラさんとこんにちは、なんて笑えないし。


「……おーい、大丈夫だった?」


「……ん、平気」


やっぱり無口な子なんだろうか。とりあえず子供を連れてメイドさんの元へ戻ることにした。


「あ、この子は……」


「うん、キメラに襲われてたのを助けた子だよ」


「ミアカ様がちゃんと保護していてくれていたんですね。ミアカ様が途中キメラから離したのは分かったんですが……お恥ずかしながらキメラ相手にあまり余裕が無かったもので見届けられてませんでしたが安心しました。」


いやいや、普通のメイドはキメラと戦わないから。バーデル家の基準はおかしいからね、メイドさん?

それにお恥ずかしながらとか言ってるけど羞恥心の置場所を間違えてるよ?今メイドさんはキメラとの戦いのせいでメイド服破れてかなりセクシーな格好になってるからまずそこを恥ずかしがった方がいいと思う。まあ、この場には女性しかいないし……ん、女性?

そういえば助けた子は女の子なの?それとも男の子?かなり中性的な顔立ちをしてるし、まだ子供だから見た目じゃ判別つかないし……どっちなんだろう?

本人に聞くのはちょっと失礼な気がするしメイドさんにこそっと相談してみた。だって男の子にしても女の子にしても自分の性別間違えられたら地味に傷つかない?


「……ねぇねぇメイドさん、あの子の性別ってどっちだと思う?」


「……そういえば、随分中性的な顔立ちをしてますね。名前を聞いて判別すればよろしいのでは?」


メイドさんグッジョブ!たしかに名前だったら判別つくかも。


「私の名前はミアカ。ねぇ、君の名前は?」


「……」


llllll(-ω-;)llllll

ヤバい、ガン無視された。

え、私って子供がビビるような強面でしたっけ?そりゃ、お母様とお父様みたいな超絶美形から生まれたとは思えない普通顔だけどさぁ!私だって、私だって、好きでこんな顔に生まれたんじゃないんだよぉぉぉぉぉ!


「……カイ」


「……へ?え?」


「私、の名前……カイ」


私が自分の顔が強面なのに落ち込んでいたら、どうやら名前を教えてくれていたらしい。

カイ--名前は男の子っぽいけど……もう性別はいいや、そのうち分かるだろうし--は多分コミュ障なんだろな。うん、しょうがない。どこの世界にもいるだろうし。


「カイはなんであんなところでキメラに襲われてたの?」


「……歩いてたら、会った」


……なんつーミラクル遭遇率としか言いようがない。だってここ冥府の森じゃないですしおすし。キメラって冥府の森の奥でしか遭遇しないはずだしね。なんでいるんだろうね。不思議だね。

まあ、それを本当は知りたかったんだけどカイは知らないだろうしなぁ……。まあ、一応お父様に報告でもしとけば平気かな。メルルイ様(陛下)の耳にも届くだろうし。


「そっか、まあいいや。それで、カイはこれからどうする?故郷は?そこまで連れてくよ、まだ危ないかもしれないし」


「……故郷?ない。」


ん、んん?私、墓穴掘っちゃったかな?いや、でもこんなところ歩いてたなら旅の可能性もあるし。うん、そうに違いない。村ごととか街ごとなくなったわけじゃないよ、うん。


「……あ、ははは、そっか。じゃあ旅してたの?仲間のところまで連れてくよ?」


「……仲間?いない。」


「そ、そそっか。一人旅なら安全なところまで私達と一緒にいく?この森を抜けていけば街もあるだろうし」


「一緒、いく?……わかった。」


「よし、じゃあ暫くの間よろしくね、カイ」


「ん……よろしく」


うんうん、うまく纏まった!気がする!途中何か私がやたら墓穴掘りまくった気がするけど終わりよければすべてよし!


「っていうことでメイドさん、この子改めカイも暫く一緒に旅することになったからよろしくね」


「何がっていうことでなのかは分かりませんが……分かりました。よろしくお願いしますね、カイ様」


こうしてコミュ障疑惑ありのカイも加わり街を目指すことぬった。

……ほんと、どこにあるんだろ、街。そろそろ人里恋しくなってきたような……orz



あ、あるぇ?全然進んでないような……?

亀更新のうえ展開も亀となるとそろそろ読者様にボコされるかも……orz

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