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魔力量が半端ないっす  作者: 九条
第2章 miaka~再会~
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キメラとバトルです

ごめんなさい、夏風邪にやられてました。

最近の風邪はしつこいですね……

皆さんもお気をつけ下さい(*´∀`*)

―――キメラ3匹vsメイドさん


ええ、かれこれ3分近く睨み合ってますとも。

我が家自慢のバーサーカーメイドさんも流石にキメラ3匹相手に―――しかも誰かを庇いながらはキツいらしい。焦った顔をしている。めっちゃレアだよ、これ。


しかしそれにしても流石に私も手助けしたほうがいいよね?メイドさんに待ってろって言われたけどさ。でも、……ねぇ?子供だって怖がってますし。メイドさんだって内心ヤバいな、これって思ってますでしょうし。って私何故に敬語なんだろ。言い訳してるからか、ああそうですか。

よし、じゃあ動くかな―――


「―――ハッ」


そう思った瞬間メイドさんに動きがあって結局動けませんでした。なんでメイドさん3分間も硬直してたのに今動くかなぁ。タイミング、うんタイミングって大事よね。

私がそんなことを沁々思ってる間にも静から動へ移り変わったメイドさんはキメラ相手にバンバン攻撃を仕掛けていっている。これぞバーサーカー。まぁその分キメラも攻撃してるから局地的に戦争でもしてるのかって感じになってますけどね。普通の人には何をやってるのかすら分かんないだろうなぁ。

襲われそうになっていた子供も泣くのを忘れてポカンとしてるしね。そうそう、子供も保護しなくちゃ。それぐらいはやってもいいと思うし。

戦うメイドさんの後ろで呆然としていた子供にそっと近づく。だって堂々と行ったらメイドさんが気づいちゃうし。気が逸れちゃってそれが元でメイドさんが怪我しても嫌だしね。


「ねぇ、君、大丈夫?」


随分とぼうっとしてるみたいだから一言一言区切るように言うとそれでも反応が薄い。もしかして私達に会う前に目の前で家族とか殺されちゃったのかな……。

残念なことだけど、この世界では―――キメラほどの強い魔物は滅多に出ないとしても弱い魔物はたまに森などで出現する。大体村とか町に自衛団か騎士団がいるし退治されるんだけど……やっぱり不幸な犠牲者はいるわけで。中には両親を目の前で食い殺された孤児もいて、そういった子は暫くショックで声が出なくなったり、心が閉じられてて人形みたいになってしまうことがあるらしい。

だからそれなのかなって心配したんだけど……


「……誰、?」


どうやらそんなこともないらしい。一回ゆっくりと目を瞬かせてからそえ返してきた。ぽやっとしてるし天然なのかな。


「私?私はただの通りすがりの者だよ」


ごめんなさい、ちょっとカッコつけ(?)てみました。これ言う人って大概何かしらあるよね。もしくは中2病か。

……まぁ、せっかくカッコつけてみたはいいもののこの子全然分かってなさそうだけどね。キョトンとしてます、はい。これ以上リアクション待ってても無意味だし安全圏に移動しますか。


「ちょっと移動するからねー。お姉さんに捕まっててね?」


不本意だけど私に運ばれて移動すると恐怖感が半端ないらしい(家族談)からね、優しく声を掛けておきました。んで、安全圏ってどこなんだろう……辺り一面がだんだん荒野みたいに荒れてきてるし。うん、キメラとメイドさんのせいですよね。分かってます。

……とりあえず10メートル離れてれば平気だよね?


大体目をつけた場所に子供を運ぶとその周りに結界を作っておいた。やっぱり心配だしね。

さてと、子供の安全はこれで大丈夫だろうし―――私もメイドさんのお手伝いしようかな?メイド孝行もしてこなかったことだしね。







メイドさんとキメラが戦ってる場所にまで戻るとメイドさんがようやく1匹目を倒したところだった。すごいなぁ、単独でキメラ倒すとか。普通手練れの人が3人がかりで挑むものなんだけどな、キメラって。

ただ、流石にメイドさんも疲れてきたらしい、顔に疲労が浮かんでいる。よし、じゃあメイド孝行の私が来たことだしメイドさんには休んでてもらおっかな。


「―――メイドさん、お疲れさま。後は休んでて?」


そうメイドさんに声を掛けると私はキメラに目を向けた。

さて、どうしよっかな?


キメラに|鎌鼬『かまいたち』を投げつける。鎌鼬って魔法の中では結構基礎なんだけどね。シンプルイズベストだよ、うん。それに私はウィンディーと契約してるからより一層風属性の魔法が得意になったみたい。つまり、ただでさえ魔力量チートな私が契約したんだから一回に出せる鎌鼬の量がとんでもないことになったってこと。

数百個近くの鎌鼬がキメラに向かって飛んでるんだから狙い定める必要なんてないよね。数打ちゃ当たる方式です。実際当たってるし。―――まぁ、そのぐらいで倒される魔物じゃないと思うけど。

思った通りキメラはあまりダメージを受けなかったらしく多少の血は構わず飛び掛かってくる。まぁ、所々深手はあるみたいだし鎌鼬も無駄ではなかったかな。

絶えず襲ってくる爪やら牙やらを適当にあしらいつつ次の攻撃を考える。あ、ちまみに私は体術もまあまあできますよ?お父様に教わったし。今時の魔導士は後衛だけじゃやってけないからね。


「―――|炎狼『えんろう』」


今回は少し凝ってみました。てか、名前かっこよくない?ちょっと厨二っぽいかもしんないけど気にしなーい。オリジナル魔法なんだけど頑張って名前考えたんだよね。もう二度とズチリンの悲劇(笑)は起こしたくなかったし。まあ、見た目のまんまなんだけど。炎で出来ている狼っていう。

結構攻撃力と知能もまあまああるように創ってあるからキメラ君にはちょうどいいかな?

暫くはキメラも炎狼といい勝負してたんだけど、私がちょくちょくファイヤーボールやら鎌鼬でちょっかい出していたらあっさり伸されてしまった。ちょろいね!



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