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魔力量が半端ないっす  作者: 九条
第2章 miaka~再会~
42/51

異世界トリップ‥‥ですかね

これまた斗黄sideです^^;

最近斗黄のキャラ崩れが半端ない気がします‥‥‥ってか、登場人物の大半が((ry

最早タイトルをキャラ崩れが半端ないっすにするしか‥‥orz


 「‥‥‥う、あ゛?どこだよ、ここ」


 俺は奇妙な円に飲み込まれて気を失ったと思ったらこれまた奇妙な場所に移動していた。

 そっと窺うと、隣で俺と似たような形で倒れていた白里と目があった。どうやら白里の方が早く目が覚めたらしい。俺の方へ声を出すなと睨らまれた。気を失ったままの振りをしていろと言うことらしい。

 「魔導師長様!召喚成功です!」


 「おお‥‥!これで漸く全ては王のお望みままに‥‥!」


 「おい、誰か!陛下にご報告しろ!」


 意識が回復した直後でぼんやりしていたのか白里のことしか認識していなかったが、周りのざわめきで周囲の様子が分かるようになってきた。

 どうやら俺達はキリスト教の教会をかーなり大きくしたようなホールにいるらしい。しかもど真ん中でぶっ倒れているという間抜けぶりで。

 それでその俺達を囲むように犇めき合っている怪しいローブのやつら。紫、紺、白と何気にカラフルだったりするのが笑える。ちなみにさっきからザワザワしてるのはこのローブ達だ。

 あとは‥‥うん、以上。こんだけデカイ部屋だから他にも何かあるかと思ったけど中央の円の中にいる俺達以外は全部ローブがうじゃうじゃしてるだけだった。


 あー、大体どうなってるかは分かったけど‥‥。こうなった原因がわかんねぇわ。なんだこりゃ。

 こうしていつまでも寝っ転がってんのも馬鹿らしいし起きて情報を知りてぇしな。白里にそうアイコンタクトをすると了解と返ってきたので起き上がる。隣でも同じ気配がした。

 うーん、ローブ達がこっち見てんな。めっちゃギョッとした感じだけど酷くねぇ?俺達は宇宙人かよ。

 とりあえずさっき様付けされてた偉そうな白ローブに話しかける。


 「おい、そこの白ローブ。ここは何処でお前達は誰だ?」


 「なっ‥‥!魔導師長様にむかって何という言い様か!」


 「こんな奴らが勇者などではない!やはり失敗したんだ!」


 簡潔に分かりやすく尋ねたつもりだったんだけど周囲の反応がかなりすごいことになった。

 何なんだ、いったい。白ローブってそんなに偉いのか。そういや、魔導師長様って呼ばれてたし何かの長なわけか。どうでもいいけど。

 あ、こころなしか白ローブが赤くなってきた気がする。プルプルしてるし激怒してるか爆笑堪えてるかの二択だな。俺的には後者の性格の方が好きになれそうだけど。ま、この状況のどこにツボるもんがあるのかはわかんねぇけど。前者だと多分無理だわ。だってタメ口聞かれただけでキレる奴ってほとんどプライドが高すぎるアホしかいないだろ。


 「私にむかって何たる口の聞き方だ!勇者とはもっと知性ある者ではなかったのか!」


 どうやら前者だったらしい。うわ、超めんどくさい匂いがプンプンするんだけど、コイツ無視っちゃダメかな?まぁ、話しかけたの俺なんだけど。

 俺がちょっとうんざりしていると未だに喚いていた白ローブ――魔導師長サマ?だったけか――に宥めるように話しかけた奴がいた。こいつは紫ローブだな。そういやローブの色って階級か所属場所でも表してんのか?


 「まあまあ、魔導師長殿。そんなにお怒りならずに落ち着いて。きっと勇者殿も召喚された直後で混乱されているのでしょう。」


 「ジ、ジギル様。しかし此奴らは剣に優れているようにも知性に富んでいるようにも思えません。」


 「‥‥‥そうとも限りませんよ?能ある鷹は爪を隠すと言いますし、彼らには一見には分からない力を持っているのかもしれません。それが分かるまでは彼らは勇者殿。お持て成しせねばならません。」


 そう説得したんだか言いくるめたんだかよく分からないが取り敢えず反論を封じた紫ローブは漸く俺達に向かって話しかけた。

 そういえばコイツ、さっきの白ローブより偉いっぽいなさっきのやり取りを見る限りには。ってことはローブの数と色を見る限り紫>白>紺って感じか?どうでもいいが。


 「さあ、お呼びしましたのに長らく放置してしまい申し訳ございませんでした。私はジギルと申します。異郷よりお越しくださった勇者殿、どうぞお見知りおきを。」


 優雅な一礼をした紫ローブもといジギルをボーッと見ながら俺は今更ながらに疑問に思っていた。


 もしかして勇者殿、勇者殿、って俺達のことか?


 頭上にはてなマークを浮かべて暫く考えてみる。

 勇者つーとRPGやラノベでお馴染みのアレだよな。つまり、チートキャラ。それが俺達だって言われてるってことは‥‥‥もしかして異世界トリップとかしちゃったのか俺達。

 えー、俺も白里も中二病じゃないから違う奴がいけばよかったのに。ってか、ゲームするぶんにはいいけど現実だとなると‥‥かなり面倒くせぇんじゃねぇの?


 「‥‥‥なあ白里。これってかなり面倒臭い事態なのか?」


 隣の白里にそっと囁くと今更何言ってんじゃボケという目で睨まれた後、思いっきり脛を蹴られた。痛ぇ。





 ま、美朱もいねぇんだし、三人揃わなきゃ異世界トリップしようが地球に未練なんかねぇけどな。



 「勇者殿、貴方様方のお部屋を用意しております。ご案内しますので着いてきてください。――ああ、色々な質問はお部屋にてお受けいたしますよ。」


 俺達はジギルに従ってまだ何か言いたそうな白ローブの脇を通り抜けた。

 ‥‥‥‥‥にしても、ジギルって奴、なんか気に入らねぇな。腹ん中に一物あるような嘘臭い顔してるわ。





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