弟から学びました・すごかったです
※サブタイトル変更しました12/27
「ラスティーユさん、ルーとどうやって契約したのー?」
「ん?ルークシュポールとの時か?‥‥‥‥‥ルークシュポールは前から良い気を持っているって思ってたんだけどな。ある時、コイツ熊に襲われそうになってたんだよ。精霊ってのは契約しないと干渉出来ないもんだからね。咄嗟に契約さして助けたって訳よ。」
ちょっと照れくさそうに話すラスティーユさん。
‥‥‥‥それにしても、ルーはそんなこと言ってなかったぞ?さては恥ずかしいから黙ってたな。
「へーぇ、ルーってば熊に襲われたんだぁ。でも、てことは精霊は身の危険が迫らないと契約しないってこと?」
「‥‥‥ちょっと待て、ミアカ。ラスティーユと何を話してるんだ?」
「さあ?何でも無いんじゃない?‥‥‥‥で、どうなの、ラスティーユさん?」
さらっとルーのことは無視してラスティーユさんに迫る。だって、もしそうだったら私契約出来ないじゃん。よってルーに構ってる暇は無し。
「うーんと、そうだなぁ。人にも依るがおチビちゃんほどの良い気を持っていると、呼び掛けるだけでも精霊が応じて契約出来るんじゃねぇ?そうでなくても、自分から精霊がほいほい集まって契約を持ち込むと思うけどな。」
ちょっと不思議そうにしてたけど、教えてくれたラスティーユさんに従ってみる。
‥‥‥‥にしても、呼び掛ける、ねぇ。
いったいどうすんのさ?おーい、精霊さんや出ておいで〜ってか?
それで来るならいいけど来なかったらかなり恥ずかしいぞ、おい。
「‥‥‥‥精霊さん、誰か私と契約してくれる人っている?」
あ、人じゃなかった。
と思ったけど、時すでに遅し。目の前には肩を怒らせ顔を真っ赤にした女の人が立っていた。
あー、怒らせちゃったかなぁ。何か精霊って人と間違えられるの嫌がりそうだしね。プライドが高そうっていうか。全部勘だけどww
「―――ワシを呼んだのは主か?」
うひゃ、喋った。て、当たり前か。
てか、喋り方が年相応じゃない。別に子供だとかいうわけじゃないけど、まだ若そうな精霊(人?)だしお爺ちゃんみたいな話し方で激しく違和感がある。言わないけど。
「多分、そうですけど。どちら様ですかね?」
な、何かつい敬語になっちゃうようなオーラが凄まじい。
外見は中々に際どい踊り子のような服を着たグラマラスな女性なのに。なんで?
「ワシか?ワシはウィンディーという。宜しく頼むな、人間。」
「それは契約してくれるってことですか?あと私は人間ですけど名前がちゃんとあるんで。ミアカっていいます。」
「そうか、ミアカだな。覚えたぞ。それとミアカ、敬語は止めてくれんか?これから長い付き合いになるのに余所余所しいぞ。」
だって、ウィンディーの貫禄が、貫禄がぁっ
まぁ、本人に頼まれたらタメ口にするけど。
「うん、分かった。それで契約、本当にしてくれるの?」
「ああ、もちろん。恥ずかしい話だけどな‥‥実はミアカに内緒で精霊を遠ざけていたのはワシなんだ。」
鼻を掻きながら言うウィンディー。
って、ええ?何故?
「ああー、ウィンディー様が遠ざけてらしたからここらへん精霊が少なかったのかぁ」
ウィンディーがでてきてからずっと黙っていたラスティーユさんが納得したように声をあげる。
なんか可笑しいと思ったんだよなぁ、ミアカは精霊にモテそうなのに、とか言ってたけど意味わからんのでパス。
てか、なんで敬語とか使わなそうなラスティーユさんがウィンディー相手に敬語?精霊界の礼儀か何かかな?
とか、ぽけーっと私が考えている間にもラスティーユさんとウィンディーの会話は使わなそうな続いていたらしい。
「――――とまぁ、そういうことでな。ワシの可愛いミアカがちょっと見ないうちに不届き者に手を出されるかと思うとじゃろう?つい、結界張ってミアカを精霊からだけでなく魔物あたりまで隠していたんよ。」
‥‥‥‥‥‥え?
ええ?
えええーっ!?
は?なに?もしかして二人の会話を聞くに因ると、私って精霊に好かれる体質だったりする?
それで、ウィンディーが私のことを他の精霊に牽制して契約できなかったの?
まぁ、今まで精霊なんて知らなかったから声かけられても驚くだけだけど。
「そういやさー、ウィンディーって何の精霊なの?ラスティーユさんは火の精霊なわけでしょ?」
これ、素朴な疑問ね。ルーの話だと○○の精霊みたいになるっぽいから。
「ワシは風の精霊じゃ。しかもトップでの。長のようなことをしておる。」
ふーん、ウィンディーは風の精霊のトップやってるんだぁ‥‥‥って、はあ!?
え、え、もしかして私、もんすごい精霊に好かれちゃった!?
本日2回目の驚きでした。てへ。




