弟から学びました・ルーがアテになりません
話が進んでません(*_*;
どちらかというと物語の幕間気味なのにすみませぬ(´・ω・`)
※本文微調整しました
「‥‥‥で、早速試してみようってなったわけだけど。」
場所はタノシイてぃーたいむをしていた食堂から庭の方へ。
庭師のおっちゃんがのんびりナモリの木(なんかモミの木っぽいやつ)の手入れをしていた。うん、今日も平和だねぇ。この間、セリ姉が拐われたばっかだけど。
「結局、何をどうすればいいわけ〜?」
「ったく、どうしておま…ミアカはそう上から目線なんだ。‥‥‥まあいい、確かミアカは精霊がぼんやり見えただけなんだよな?だったら、俺が契約している精霊を喚び出すからソイツを感じてくれ。精霊に慣れるんだな。」
「ほーい、了解。じゃあ、精霊さん喚び出して〜」
「はいはい――――ラスティーユ」
ルーが精霊の名を呼ぶとパッと精霊が現れた。
燃えてるし、さっきルーが言ってた火の精霊かな?
一見、炎の塊にしか見えないラスティーユにじっと目をこらしてみる。前に見た時は確かに人の形だったんだけど。
えーと、ルーは何て言ってたっけか?ああ、そうだ、精霊を感じろって言ってたんだ。
でも、精霊を感じろって言われてもね。わかんねーっての。
ルーに助言を仰ぐのも癪だからじーっと睨むんでみる。すると、ルーはそれに気付いたらしい。鼻で笑ってから話しかけてきた。
「何だ、ミアカ?もしかしなくても精霊を感じられないのか?しょうかねぇな、目ぇ瞑ってみろ。
少しはマシになるぞ。」
ああーっ、ルーの小馬鹿にしたような態度がむかつくっ
でも、一応こっちは教えてもらってる立場だし、反抗できない。
それ分かってやってそうだから尚更むかつくわ。
とりあえずルーの言うことに従ってみる。目を閉じてっと‥‥‥‥‥‥これ、本当に効くの?
目を瞑って意識を集中させていると、突然何とも言えない変な感じがした。魔力みたいに周りを流れているっていう確かな感覚じゃなくて漠然と『あ、なんかいる』って感じ。この場合、なんかっていうのは精霊なんだろう。
精霊を感じることはできたけどなんか漠然としてるし、目に見えないから幽霊を感じる第六感みたいで気持ち悪い。
今だったら、精霊が見れる気がしてそっと瞼を開ける。
精霊がいると感じた方向に目を向けると、今度ははっきりと見ることができた。ちゃんと人の形をしてるし、性別(精霊に性別があるかどうかは置いといて)やら顔の造形、服装まではっきり分かる。
「ルー!ラスティーユさんのことちゃんと見える―――感じられるようになったよー」
ラスティーユさんといったのは理由がある。
ラスティーユさんはオレンジ色の燃え立つようなロングヘアに小麦色の肌をした野性味溢るるナイスバディーなネーチャンでした。翡翠の猫目が挑戦的な雰囲気を醸し出していて何だか頼りになる姉御って感じ。
ほぼ間違いなく年上だからさん付けしたけど、本当はラスティーユ姉さんとか、ラスティーユの姉御って呼びたい。
そんなことをルーに(興奮ぎみに)話したら、珍しく驚きに目を見張りながらも呆れていた。引いていたとも言わなくもない。
「いやぁ、すごいね。精霊ってこんなにかっちょいい生き物だったんだ。初めて知ったよ、ルー」
「‥‥‥‥‥別に全ての精霊がラスティーユみたいなわけじゃないからな。(こいつ、契約してる俺だからこそミアカが言っている容姿まで分かるが、普通そこまで見えないぞ。見ようとしても精霊に阻まれる。よっぽど精霊から好かれてるのか‥‥‥‥‥?)」
あ、そういえば。さっきからラスティーユさん喋ってるんだよね。だけどルーは聞いてないみたいだし。
「ルークシュポールお前さぁ、なんなワケ?特に用もないのに喚び出すとか。マジかったるいんですけど。‥‥‥‥‥‥あ、おチビちゃん可愛いね。お姉さんが飴ちゃんあげるよ。全くルークシュポールもさぁ、これぐらい可愛げがあれば‥‥‥‥‥」
てな具合にずっと。
でも、ルーはずっと聞こえてないみたいだし。無視してんのかな?って気になったんだよね。ラスティーユさん恐ろしく口悪いし。
ていうか、私はチビじゃない。これから伸びるんだよ。だから、ほっといてくれ。
「‥‥‥‥ねぇ、ルーはさ、ラスティーユさんのこと無視してんの?」
やっぱ、気になるっしょ、これ。てか、ルーが構ってあげないから標的が私になっちゃうんだけど。
「??は?何言ってんだよ。精霊は喋らないモンだろ?」
こっちこそは?だよ。何だよその新ルール。3歳児に常識求めんなや。
「えー?ラスティーユさん喋ってんじゃん。ルーが敢えて無視してんじゃないの?慣れてくるとウザそうだし」
「もっと言ってやれ、おチビちゃん!ルークシュポールの奴いつもいつも無視しやがって‥‥‥‥‥っておい、誰がウザそうなんだ誰が。」
おっとっと。ついつい本音がね。ラスティーユさんに怒られちゃった。
だってこの人、人じゃないか、四六時中一緒にいると五月蝿そうなんだもん。
「あっ、ラスティーユさんごめんね?悪口を言ったわけじゃないよ、唯ちょっと本音が」
「余計に悪いわ!」
あはー、ラスティーユさんには悪いことしちゃったなぁ。
そう思っているとルーが困惑したように話しかけてきた。
「お、おいミアカ?お前大丈夫か?何1人で喋ってんだ?」
「え?ルーこそ何言ってんの?ラスティーユさん喋ってんじゃん」
「‥‥‥‥精霊とは意志疎通できないもんなんだけどな。はあ」
溜め息つかれてもね。こっちの常識なんて知らないよ。3歳児はそんなにハイスペックじゃねーって。
「だって、ラスティーユさんの声が聞こえるんだから仕方ないじゃん。」
‥‥‥‥そういえば、ここまでグダグダ言ってたけどさ
「‥‥‥あ、まだ精霊と契約する方法聞いてないんだけど。」
「ああ?そんなの本人に聞きゃいいだろ。(はあー、何だよコイツ。どっかのお偉いさんに聞かれたらどう利用されるか分かったもんじゃないぞ‥‥‥)」
そういや、そうだね。精霊のことは本人聞け〜っと。
合理っ的〜♪
てな訳で精霊のラスティーユさんに伺いますかね。




