反省しました
どもです
seriousムードがようやく終わるかな‥‥?と思いやす(;-_-)=3
終わるといーなー(´□`)←あくまで希望
「そんな顔で泣かないで?」
そう言われてやっと熱い滴が頬を伝っているのに気付いた。
「え‥‥?私、泣いてる‥‥?」
茫然としながらセリ姉を見ると、セリ姉も私に負けないぐらい泣きそうで辛そうな顔をしていた。
そのまま部屋に不自然な沈黙が落ちる。‥‥‥‥重い。重いし痛いよ、沈黙が!
私が沈黙に耐えきれなくなる寸前に、今まで存在を忘れかけてたルークシュポールが場違いに明るい声をあげた。
「な、言ったろ?コイツがお前の元に行くはずがないって。なんせ俺とコイツは本物の姉弟なんだからな。」
本物、の部分を強調するところが実に嫌みたらしい。
本当に嫌みったらしいが言ってることは確かだ。セリ姉には本物の弟がいてソイツが迎えにきた。何も不自然じゃない。そう血の繋がってない家族といるよりも、ずっと‥‥‥。
さらに沈み込んだ私にルークシュポールが止めのような一言を放った。
「せっかく久しぶりの再会なんだから邪魔すんなよな、部外者さん。」
そう言って私を出ていけ、とでもいうように扉の方へ押し退けるルークシュポールの手にも私は反応出来なかった。
それほど、言われた言葉が衝撃的で。
邪魔
部外者
ルークシュポールからして見れば私は姉との再会を邪魔する人間で、完璧な部外者だ。というより‥‥これじゃ、悪役だ。
一際強く押され部屋から閉め出される寸前、ルークシュポールが呟いた。
「俺達が出発するのは2日後だ。」
何故そんなことを言ったのか真意を考える気力もなく、私はヨロヨロとお父様の元に撤退した。
△ ■ ▽
「‥‥‥それで、ミアカは尻尾巻いて逃げてきたのか?」
私はすごすごと豚の蹄亭を撤退するとお父様に事の次第を話した。
それで話した後の反応が、コレ。心なしか怒っておられる気がする。滅多に怒らない人が怒ると超怖い、そんな言葉を思い出した。
‥‥そんな言葉、今は思い出したくなかった。 そんな風に半現実逃避していると、お父様から引き続きお叱りの言葉がかかった。
「ミアカ、私が怒っているのはね、別にミアカがセリアを連れ戻せなかったことじゃない。ミアカがルークシュポールって男の言葉とセットでセリアの言葉を鵜呑みにしたことだ。ちゃんとセリアの表情や目を見てたか?セリアは向こうの言い分はともかく、拐われたんだぞ?一緒にいた奴に言わされた可能性もある。」
う‥‥。確かに。
言われた言葉や事実に衝撃を受けすぎてて表情なんて見てなかったかも‥‥。
「‥‥でも、セリ姉様とルークシュポールは姉弟だって言ってました。」
「それが真実だって証拠がどこにある?多少顔が似ていれば誰だって兄弟だと言い張れる。それになミアカ、確かに私達とセリアは血が繋がってない。義理の家族だ。だけど2年間も居場所を知っていて放って置いた実の弟よりも、よっぽど絆があると私は信じている。」
だからこそな、と続けるお父様。
「だからこそ、絆のある相手には自分の素直な気持ちも願いも言っていいと思う。相手を思い遣って自分の気持ちや願いを抑えることも必要だが、君達はまだ子供だ。また仲直りすることができる。なら、自分はどうしたいのかセリアに分からせてこい!」
お父様の一見論理的なような言葉は不思議に胸に染み込んだ。
私もセリ姉の妹なんだから少しぐらい我が儘言っても、それでケンカしてもいいのかなって。私達は子供だから(中身が18越えが若干一名いるけど。)。
そのまま駆け出しそうな私に、お父様が苦笑しながら待ったを掛けた。
「ミアカ待ちなさい。まだ調子が戻ってないだろう?顔色が悪いぞ。少し休んでからの方がいい。信用ならないがルークシュポールというのが二日後に王都を出ると言ったのだろう?なら食事をして仮眠した方がいい。そうしたら、その間に私が調べたことを教えよう。」
私が食事を摂っている間にお父様は黒幕について話してくれた。
話してくれたことを纏めると‥‥‥
・黒幕はやっぱりカルバン卿らしい
・カルバン卿がセリ姉とルークシュポールの養父で合っていた
・カルバン卿が他国と繋がっている可能性がある
・カルバン卿は例の他国からの密輸品で多額の利益をあげていた
うん、見事なまでにお代官様だね!
セリ姉とルークシュポールの養父をやっていたということはセリ姉を手酷く扱ったのもコイツに違いない。‥‥‥‥クククク、どうしてくれようか。
今後のことを考え昏く笑う私をお父様が苦笑いで見つめていた。(ちなみにこの時の私は鼻の上にシチューを付けていたらしい。)
次話がもしかしたら戦闘描写入るかもです(汗)




