↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔力量が半端ないっす  作者: 九条
第1章 miaka~転生~
18/51

作戦実行します 1


 ふふふ、お父様を言いくるめちゃった♪

 私って詐欺師の才能あるのかも?いや、嘘吐いたわけじゃないけど。


 ああ、それで私が思いついた作戦っていうのは……………あ、王都着いたし実演したほうが早いっか。

 同じ馬車に乗っている(車っていうものが無いんだよねー)お父様に声をかける。


 「あ、お父様王都着いたんでカルバン卿探してみるね。」


  「あ、ああ。だけど本当にそんなことが出来るのか、ミアカ?探索が得意なヤツでもバーデル家ぐらいの広さしか探せないぞ?それが王都など‥‥‥」


いくらミアカでも、と首を振るお父様。

まあ、お父様も私が魔力量チートなの気付きかけてても信じられない感じかな。しょうがないケド。

 じゃあ百聞は一見に如かず、ってことで。


 「  ≪探索≫  」


 詠唱するとセリ姉の居場所が思い浮かんできた。こういう探索系の魔法はいつも思うけど不思議だ。なんだか前から知っていたかのように思い出す(・・・・)

 ――――――――本当は無詠唱でも平気なんだけどね。でもそれだとお父様が腰抜かしちゃう気がするし。


 「……ん、お父様、セリ姉様の居場所分かったよ。ここってバーデル領近くの王都の外れだよね?セリ姉様は王城前のメインストリートの一歩奥まったところにある飲み屋―――名前は豚の蹄亭かな?にいるよ。2階が宿になってるみたい。」


 「…………はあ。本当にこんなことが出来るんなんてな。たしかにミアカなら出来るかもしれないが……それでも俺は反対だ。セリアを助けられても、ミアカが無事じゃないなら意味がない。二人とも無事で笑ってるのが俺の理想なんだ。……でも約束だしな、協力しよう。それにここで頑なに反対したらミアカのことだからな、勝手に動き回って結局俺の知らないところで首をつっ込んでいそうだ。」


 最後にハハッと笑うお父様。いや、そんなに爽やかに笑われても……。ていうか私ってそんな風に思われてたの………?

 あ、そうそう私が考えた作戦っていうのは……名付けて『スパイ大作戦』!!作戦名からも分かる通り(作戦名がダサいとか言うな。)私が実行犯と入れ替わるんだけどやっぱり危険は伴うんだよね。だからお父様にも反対されたんだけど……。

 でも私も結構怒ってるんだよね。セリ姉っていう血は繋がっていないけど大事な初めての(家族)で、そんな人に手を出したんだからそれ相応のリスクを背負ってもらわないと。たとえば命とかね♪




ま、そんなわけで私が考えたのは、まずさっきのように犯人&セリ姉の居場所を突き止める。で、突き止めたらその場所に直行、犯人を確保してセリ姉を救出。だけど犯人といっても飽くまで実行犯で真犯人(黒幕)じゃない。やっぱり雑草も根っこまで引っこ抜かないとまた生えてくるっていうし、カルバン卿までとっちめないと。

だから私が実行犯に成り済ましてカルバン卿に近づき証拠を掴む、と。

要になるのはやっぱり私の技術と演技力?もか。バレたら元も子もないんだし。

 結局お父様は最後まで渋ったけどもう豚の蹄亭着いちゃったし、我慢してもらわないと。私にしか魔力量的にも、発想的にも(何せ転生してますし)、出来ないと思うから。それに誰かにまかせっきりで、自分の知らないところでセリ姉が助けられてそこで怪我している人がいるとか考えるだけで嫌だし。


 ということで、作戦実行。

 豚の蹄亭に何食わぬ顔をしながら入った。ちなみにいくら昼とはいえ子供が飲み屋に来るのは可笑しいから我流の≪影武者≫っていう魔法でバーデル家の庭師さん(人相悪目だけど、根っからの平和主義)の顔と体型になっている。この魔法でカルバン卿も騙そうって思っている。

 中には人相が悪い太った店主が常連客らしい、これまた人相の悪い男数名と喋っていた。


 ふと、私に気付いたらしい店主が、

 「よぉう旦那。悪りぃがこの店は昼は常連客しか入れねぇんだ。来るならまたぁ夜に来てくれ。」

 と声を掛けてきた。だけど私は別にこの店に飲みに来たわけじゃないし。未成年だしね。


 「というわけで店主さん、こんな顔のお客さん知らないかな?」


 「??何がというわけなのか知らねぇが、似顔絵でもあるなら見してみろ。」

 ―――あ、脳内の続きのまま喋っちゃった。てへ

 とか、思ってないそぶりで私の描いた(?)似顔絵(≪転写≫で私の記憶の中からあの少年の顔を模写した)を店主たちに見せる。

 と、見た目ヤのつくステキなあの人な常連客が意外に気さくな笑顔で言った。

 「お、こいつアレじゃね?ほら、この飲み屋の上に泊まってるやつ。滅多に見かけないけどな。」

 口調が現代社会に毒されている気さくなヤーさんに頷く店主と常連客。


 



「確かに言われてみりゃそうだな、アイツの名前何だったかな」


「おいおい、アンタ店主だろーよ。確か‥‥‥‥ルーク、ルークなんだったけな?」


いやいや、私に聞かれてもね。

ガヤガヤと店主と愉快な仲間達がルークなんちゃらさんについて話していると店の奥―――ちょうど私からだとカウンターで見えない位置―――から声がかかった。


「‥‥‥‥‥ルークシュポールだ。」


「おおっ、それだ。ありがとな、ルーク。」


本人に教えられるのってアリなの?

――――ていうか、私の場合本人出てきたら聞いた意味無いんですけど。


というわけで実行犯(一応仮)の登場です。


 あ、あれれ‥‥‥?

全っ然話が進んでないような‥‥‥気のせいだよね?そうだよね?


 むしろこのままセリアって助けられないままなんじゃ‥‥‥?

いやいや、長引いても多分助かるはず!あいきゃんどぅーいっと!


(*夜中の3時に投稿したので生暖かい目で見てください)


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。