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異世界で考古学者になった俺、古代文明のチート装置を発見して最強に  作者: 南蛇井
第5章

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89 仲間の力

世界核都市――封印制御塔。


都市全体が赤い警告光に包まれていた。


上空では終焉存在がゆっくりと地上へ降りてきている。


巨大な触腕が広がり、


都市の塔や橋を次々と砕いていく。


ドォォォン!!


崩壊する都市の中で、


アルトは叫んだ。


「時間を稼ぐ!」


「封印装置の準備をするんだ!」


ガルドが剣を肩に担ぐ。


「任せろ」


彼は前へ出た。


巨大な橋の中央に立ち、


迫る触腕を見上げる。


「相手が神様だろうが魔王だろうが」


「止めりゃいいんだろ?」


触腕が振り下ろされる。


ドォォォォォン!!


橋が砕け散る。


だがその瞬間、


ガルドが跳んだ。


「おおおおおお!!」


剣が空間を切り裂く。


衝撃波が触腕を弾き、


終焉存在の動きがわずかに止まる。


ミラが叫ぶ。


「今よ!」


彼女は古代兵器格納庫へ飛び込んでいた。


巨大な装置の前に立つ。


レオンが端末を操作する。


「起動コード入力!」


「ミラ、いけるか!」


ミラは深呼吸した。


「やるしかない!」


彼女は魔力を装置へ流し込む。


次の瞬間。


都市の地下から轟音が響いた。


ゴゴゴゴゴ……


巨大な扉が開く。


そこから現れたのは


古代文明の兵器。


魔導砲塔群。


ミラが叫ぶ。


「撃て!」


ドォォォォン!!


青白い光線が終焉存在へ放たれる。


空間が震える。


触腕が一瞬ひるむ。


レオンが叫ぶ。


「効いてる!」


「完全じゃないけど動きは止められる!」


その横で


別の砲塔が唸りを上げた。


グランが操縦席に座っている。


巨大な魔導砲を肩で担ぎ、


ニヤリと笑った。


「火力なら任せろ」


砲身が光る。


「これが古代文明の兵器か」


「最高だな」


彼はトリガーを引いた。


ドォォォォォン!!


巨大な魔導砲が発射される。


衝撃波が都市を揺らした。


終焉存在の体がわずかに押し戻される。


レオンが必死に端末を操作する。


「封印装置の理論解析完了まで」


「あと少し……!」


彼の目の前には


膨大な古代文字の数式が並んでいた。


封印装置の構造。


世界魔力ネットワーク。


異界干渉理論。


レオンは呟く。


「古代文明……」


「こんなものを作ってたのか」


そのとき


ガルドが再び吹き飛ばされた。


ドォォン!!


ミラが叫ぶ。


「ガルド!」


だがガルドは笑っていた。


血を拭いながら立ち上がる。


「まだだ」


彼は剣を構える。


「俺が倒れるまで」


「前には行かせねえ」


終焉存在の触腕が迫る。


その前に


ガルドが立つ。


背後では


ミラの砲撃。


グランの重火力。


レオンの解析。


そして中央塔で


アルトが封印装置を操作している。


仲間たちが叫ぶ。


「アルト!」


「準備は!?」


アルトは装置を見つめていた。


巨大な魔法陣。


世界エネルギー回路。


封印制御塔。


AIの声が響く。


《封印装置 再起動準備完了》


《発動まで残り 120秒》


アルトは拳を握る。


「みんな」


「もう少しだ」


都市の上空で


終焉存在が暴れる。


だが


仲間たちが


その動きを止めていた。


アルトは静かに言う。


「この戦いは」


「俺一人じゃない」


そして


封印装置が輝き始めた。


最終決着が近づいていた。

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