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異世界で考古学者になった俺、古代文明のチート装置を発見して最強に  作者: 南蛇井
第5章

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82 最終ダンジョン

世界核都市の入口に立ったアルトたちは、しばらく言葉を失っていた。


地下に広がる巨大都市。

その中心には封印制御塔。


だが、近づいてみるとすぐに分かった。


この都市は――


ただの遺跡ではない。


ミラが周囲を見回す。


「なんか……変じゃない?」


ガルドが眉をひそめた。


「静かすぎる」


レオンがゆっくり言った。


「いや……」


「これは都市じゃない」


彼は壁に刻まれた古代文字を指さす。


アルトがそれを読む。


「……防衛区画」


さらに奥には別の通路。


そこには別の表示。


研究区画


さらに進むと、


封印制御区画


そして巨大な格納施設の入口には


兵器格納区画


ミラが呆然とする。


「区画が全部違う……」


レオンは頷いた。


「この都市は迷宮構造になっている」


ガルドが笑う。


「つまり?」


レオンは短く答えた。


「ダンジョンだ」


アルトは周囲を見渡した。


都市の通路は何重にも重なり、立体的に繋がっている。


上下階層。


分岐する通路。


封鎖されたゲート。


都市というより――


巨大迷宮。


アルトが呟く。


「文明の最後の防衛線か」


その瞬間。


都市の奥で、低い音が鳴った。


ゴォォォ……


ミラが振り向く。


「……なに?」


レオンの顔が険しくなる。


「来るぞ」


次の瞬間。


壁の隙間から光が走った。


ビーッ!


赤い光線が通路を横切る。


ガルドが叫ぶ。


「伏せろ!」


全員が床へ飛び込む。


光線が壁を焼き、石が溶ける。


ミラが叫ぶ。


「レーザー!?」


レオンが答える。


「魔導防衛システムだ!」


さらに奥で重い音が響く。


ドォン……

ドォン……


巨大な影が現れた。


高さ三メートルほどの金属の巨人。


赤い目が光っている。


ミラが震える声で言う。


「……ゴーレム」


レオンが頷く。


「自動防衛兵器」


ゴーレムの目が赤く光る。


《侵入者確認》


《排除開始》


次の瞬間。


ゴーレムが拳を振り上げた。


ガルドが剣を抜く。


「やっぱりこうなるよな!」


ドォン!!


剣と拳がぶつかり、火花が散る。


ミラは空中装置を展開する。


「ドローン出す!」


小型飛行機が一斉に飛び出す。


レオンは古代端末を操作した。


「アルト!」


「この都市は完全防衛モードだ!」


アルトは周囲を見た。


通路の奥で巨大な扉が降りてくる。


ゴォォン!!


封鎖ゲート。


退路が塞がれた。


グランが苦笑する。


「完全に閉じ込められたな」


アルトは息を吐いた。


そして言う。


「いいさ」


彼は剣を構える。


「突破する」


ゴーレムが再び突進してくる。


レーザーが通路を焼く。


封鎖ゲートが降り続ける。


古代都市は今――


巨大な迷宮となって侵入者を排除しようとしていた。


アルトは叫ぶ。


「最終ダンジョン攻略開始だ!」


こうして


文明最後の迷宮


最終遺跡攻略が始まった。

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