表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/25

15話

 僕阿多谷と坂井は校長に呼ばれて、校長室に招かれていた。


「校長。これからどうするんですか?」


「結論から言おう坂井君と阿多谷君。君達は合格だ」


「何の合否ですか? はっきり言って下さい」


「そう、焦らなくても良いだろう。いじめ撲滅委員会で君たちは示してくれたではないか。阿多谷君は、あのアウェーな状況をものともせずに、自身の理念を展開した。まぁ、阿多谷君にとっては、あれは茶番か。仕込みだろ?坂井君のアレ。おどおどしてまともに演説が出来ていない。聴衆の苛立ちを上手く煽ったね。不自然さが無いのは、いじめられた経験の賜物だね。あえて、憎まれ口を叩かれると例え用意があっても、いざ実行に移すのは抵抗がある。しかし君達は、実行した。他の者達にどう思われても、構わないという【覚悟】を示してくれた。故に合格だ。私の出来る限りの協力をしよう」


 正直、驚いていた。

僕阿多谷の行動の意図だけでなく、坂井の役割を理解していた。

だからこそ、こんな簡単に協力を認めるのかと。

校長にとっては、僕達は、邪魔な存在なはず。


なのに、登校を認めた。そこを考えると、尚、頭を抱える。

登校を認めた意図を考えても、きりがない。


 考え事もそこそこに、本題を話す。


「協力を認めた矢先ですが、頼まれて欲しい事があります」


「何だい?」


「戸井君の動向・情報を逐一教えて貰いたいです。戸井君がいじめ撲滅委員会任命された。これによって、向井間君が戸井君を利用するという前提で話をします。戸井君の演説内での、行動からより一層いじめへの恨みを感じました。向井間はそれを煽動して、いじめのシンボル。つまり僕を虐げる対象にするでしょう。僕がいじめ撲滅委員会の補佐役に任命された事によって、委員長の戸井君へ接触しやすくなりました。妙な動きをしたら報告をお願いします」


「例えばどんな事だい?」


「■■■■■■教えて下さい」


「ふふ。わかったよ」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ