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トラゲール!  作者: hana♪
第5章
97/225

スパイ

青葉視点です

「今日からこの部隊に配属されました、蒼乃アオノと申します!今日からよろしくお願いします!」


敬礼をして近距離戦部隊の皆さんに挨拶をする。

…帰りたい。


パラパラと拍手をもらい、席に着く。


「えー、では早速訓練の方に入ろう。まずはウォーミングアップで外を5周してこい!」


一周300メートルくらいか…楽勝楽勝!国王追いかけてる俺の体力とスピード舐めんなよ!


一人早々と5周を終え、水分補給をする。バテてはいないがバテた演技をする。

怪しまれちゃうからね。


「お前、筋あるな!期待の新人だ!」

「あ、ありがとうございます!」


こいつウゼェ。絡むなよ。つか、関わるな。暑苦しい。

いや、周りの奴ら遅すぎだろ。何チンタラ走ってんだよ…

普段の光景が異常すぎてなんだか感覚おかしくなったのかな…


気付かれないようにため息をつく。

データ盗んで来いって言われたけど…


ふと鋭い視線を感じて振り向く。

振り返ったがそこには誰もおらず…


「…?」


なんとなく嫌な予感がするのは気のせいか…

青葉さんスパイお疲れ!あれ本当は別の人がやる予定だったんだよ。


青葉「マジで?!」


うん。スパイ部隊が行く予定だったよ。


青葉「fuc◯!

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