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花畑と君と
国王視点です
「…ここは」
一面、紫の花が咲き乱れている。
ふわりと花の香りが鼻腔をくすぐる。
その世界の真ん中に小さな女の子が座って花かんむりを作っていた。
遠くの方から女の人の声と男の人の声がする。
「シオーン!ご飯が出来たわよー!」
「帰って食べよう!」
ぱあっ、と顔を輝かせタタタッと声のした方へとかけていく。
その後ろ姿をじっと見つめる。
その後ろ姿からは幸せそうな雰囲気が漂っていた。
…なんとなくついていかないといけない気がする。
こういう時の私の勘はよく当たる。自分の勘を信じて女の子の後を追いかける。
丘の先にこじんまりとした家が見えてくる。
どうやらあそこがあの人達の家らしい。
走って玄関の扉に手をかける。
その途端…
「いっ、つぅ…!」
頭に鋭い痛みが走る。
その痛みに耐えられなくなり、しゃがみこむ。
しばらくして、痛みが治まる。
ふと、焦げ臭い匂いがする。不思議に思って顔を上げてみると…
「…え?」
炎が村を襲って一面を赤く染め上げていた。
ネズミ帝国(ディ○ニー)からの執筆でーす




