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包囲
国王視点です
急いで各隊を動かし、配置に着かせるが…
…時既に遅し。
何万人という人々がトラゲール国を包囲し、射撃準備をしていた。
佳奈に頼んで国全体をバリアしてもらったが壊れるのも時間の問題だろう。
最高幹部も総出で戦う。
「…クソッ」
なぜ気が付かなかったのだろう。いつもならすぐ気がつくのに…
これも作戦のうちか…レノを捉えて混乱している間に潰す、きっとそんなところだろう。
レノを捉えたV国も参戦している。
…多分勝ち目は無い。
魔法でメガホンを作り出し、国にいる全員に聞こえるくらいの声で叫ぶ。
「全員に告ぐ!!何をしてもいい…全員生き残れ!!これは国王命令だ!!!」
「「「「「Seine Majestät der König!!」」」」」
国民は皆国外に避難させた。
軍にいた隊員達にも「逃げなさい」と言ったが「この命が尽きるまで貴方に従います」と力強い眼差しで言われた。流石我が軍隊だ。
勝てなくっても良い。
負けて国が無くなっちゃってもいい。
…ただ、皆生きててほしい。
「佳奈…」
「本当にもういいの?外すよ?」
「大丈夫。負けないから。」
「…分かった。3、2、1…」
バリアが外され、一斉に攻撃が開始される。
さぁ、心踊る戦争と行こうではないか。
そろそろトラゲール終わるんじゃ




