立食パーティー
青葉視点です
立食パーティーにはギリギリ間に合いそうだ。
佳奈様をゴッドマザー様に預け、国王にドレスを着せて髪の毛を整えて今に至る。
車に乗った途端国王は眠ってしまった。
着替えさせた時に痣や傷がちょこちょこ見えた。あんな小さな身体であんなに傷を背負っていたなんて知らなかった。
いつも笑顔で「寝れば治る。」とか脳筋みたいな事しか言わなかったし。
俺の体は半分機械だから傷は残らない。
自分で修理すれば綺麗さっぱり消える。
いつも人外として見ていたが、国王も人間じみた所あったんだな…
三徹もできて、ご飯もあんまり食べなくても平気で、強くって…
あ、前後撤回。やっぱり人外。一つ一つあげてったら人間らしい所の方が少ない。
隣ですぴすぴと寝息を立てる国王にいつもの子供っぽさは無い。
喋らなきゃ可愛いし、綺麗なのに…言動が残念だからな、この人。
まぁ、それが国王らしさっていうのでもあるし。
車の揺れに合わせて国王の首がカクンカクン動く。
それが面白くて吹き出しそうになる。この顔見たらモモが気持ち悪いって言ってきそうだな。
車の揺れがちょうどよく、だんだん眠たくなってくる。
着くまで寝るか。
ふぁ、と一つ大きなあくびをして俺はねむりについた。
なんか今異常にテンションが高い
ふぉぉぉぉぉおおおお!!!(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎




