164/225
おやすみ
青葉視点です
「よい、しょっと」
国王の部屋をピッキングで開け(開いたは開いたが爆発を食らった)ベッドに寝かせる。
「え…?」
くいっ、と後ろに引っ張られる。何かと思って振り返ると国王に服の裾を掴まれていた。
結構ガッチリと…
「あの…国王〜…」
そっと起こさないように離そうとするが、離してくれない。
嘘だろ…
赤ちゃんみたいに掴んで離してくれない国王。
とりあえず、ベットのふちに腰をかける。
スプリングが悲鳴をあげて軋む。
「離してくださいよ〜国王〜…」
話しかけても無駄なのは分かっているが、呼びかけてみる。
起きないよね〜…うん、分かってた。
「んむぅ…」
もぞもぞと身じろぎをする国王。離してもらえた!と思ったら今度は手を握られる。
緩みきった表情で眠る国王の頬を撫でる。
体温が伝わってきて眠くなる。
「ふぁ…眠い…」
国王に手を握られたまま俺も眠りについた。
ビンタ音と悲鳴が聞こえるまで後数時間…
しばらく青葉のほっぺには紅葉色の手形がついていましたとさ^ ^




