お金稼ぎ【2】
国王視点です
あの後も何人か捕まえて(殺して)警察署に持って行ってあげた。
そろそろ夜が明けてきたし、帰るか。
いくらくらい稼げたかな…ちゃんとチビ二人内ゲバ我慢できるのかな…レノからの金平糖我慢しなきゃダメかな…佳奈、頑張りすぎてないかな…ゴットマザー無茶してないかな…
色んな不安が渦巻く。赤字になりかけは良くあることだが…ここまで赤字なのは初めてだ。
赤字を黒字に戻さないと…戦争どころじゃなくなる。
「ただいまー…どう?黒字になりそう?」
「お帰り、シオン。」
「うーん…大丈夫そうかな?多分、何とかなるよ。ありがと、寝ていいよ。」
「ん〜…お休みぃ〜…」
帰ると、ゴットマザーと佳奈が玄関で迎えてくれた。どうやら、私が帰ってくる時間に合わせて起きてくれたみたいだ。
帰って誰も迎えてくれないのは寂しいからとってもありがたい。
血が冷たくなって、服にまとわりつく。
人を殺してから帰ってくると無性に誰かに会いたくなる。
なんだかひとりぼっちになった気がして怖いのだ。
お風呂に入って、パジャマに着替える。
目が覚めちゃって眠くない。 でも、体のためには寝たほうが良いのは分かってる。
「あ、国王。」
「…あお。」
廊下をふらふらと歩いていると、前からぴょこぴょことあおが駆け寄ってくる。
犬みたい。
「帰ってたんですね!お帰りなさいです。」
「…ん。」
ほにゃっ、と笑ってわたしの頭を撫でる。
普段なら突っぱねるところだが、なんだか嫌な気がしなかったので大人しく撫でられておく。
「ふふっ、今日は甘えん坊国王ですか?」
「…るさい。」
「イテテッ、すいませんw調子乗りました〜」
「…うぅ。」
不器用な手つきで撫でてくれるあお。
心の中にあった『寂しい』感情がスーッと薄れていく。
胸を締め付けていた感情が無くなっていく。
あおの服に顔を埋める。
人の体温が伝わってきて『一人じゃない』って感じられる。
安心してだんだん瞼が落ちてくる。
「おやすみなさい。国王…」
おはようございます。
最近更新遅くてごめんなさい。
ネタがないんっすよ…




