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夜空の下で【2】
国王視点です
泣き疲れたあおはそのまま眠ってしまったみたいだ。抱きつかれたままなので身動きが取りづらい。
普段ならぶっ飛ばして退かすところだが今はそっとしておく。
「…っしゅん!」
あ〜…もう少し厚着してくれば良かったなぁ。寒い。
指先は氷のように冷たく、鼻先が痛い。感覚が無くなってきた…
「帰ろう。」
あおが抱きついたまま転移魔法を使う。ちょっとやりずらかったが成功したみたいだ。
暖かい自分の部屋にちゃんと着いた。
「あ、あおどうしよう…」
腰に抱きついたままスピスピ眠るあお。これをどうやって退かそう…
「特別…だからね?」
退かすのもなんか可哀想なので、私の部屋のソファーに寝かせる。
ブランケットを掛け、電気を消す。
ムニャムニャと幸せそうな寝言が聞こえる。
「…おやすみ、あお。」
青葉起きたらパニックになりそうだね。




