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トラゲール!  作者: hana♪
第6章
139/225

バレンタイン【3】

国王視点です

「おぉーい!あおー!」

「んぇ?国王?」


あお発見!突進!


「ぐえっ、痛いじゃないですか!!」


潰れたカエルのような声を出すあお。避けろや。


「はい!happy Valentine!」

「発音良っ!あ、有難うございます!キャラメル?」

「手作りだよ!ありがたく頂いとけ!」

「なんか上から目線!あ、国王ハイどうぞ。」

「時計…?」

「はい。俺キッチン出禁になったので。」

「あぁ…(察し)」


爆発したもんなぁ…キッチン…さよならオーブン。君のことは忘れるよ多分。


「じゃ、俺は行くんで。」

「うん。バイバーイ!」


なんで時計?他にもあったでしょ…

銀の懐中時計だ。綺麗…中のゼンマイが見えてるところがオシャレだよね。


「佳奈!」

「あ、シオン。ハッピーバレンタイン…」

「ありがとう!ミサンガ?編んだの?」

「…うん。編んでみた。」

「えへへ、ありがとう!じゃあ、これ!」

「キャラメル?あ、ありがとう…」

「ふへへ、手作りだからな!早めに食べてよ!」

「あいよー」


オレンジと緑のミサンガ。

早速利き足につける。佳奈の手作りなんて珍しいな…えへへきっと徹夜して頑張ったんだろうなぁ〜

佳奈不器用だから。

嬉しくてスキップしながら次の場所に向かう。


「ゴーット!」

「ノックくらいしなさい。」

「はーい。happy Valentine!」

「無駄に発音いいな…キャラメル?シオンが作ったの?」

「うん!頑張った!」

「はい。これ。」

「ベルト…?」

「あんたウエスト細いんだからワンピースの上から締めたら?そっちの方が可愛いと思う。」

「え、えぇ?あ、ありがとう…?」


ゴットの口からビックリするようなことを言われ、固まるがせっかく貰ったので付けてみる。

赤紫の可愛らしいベルト。止める金具はハートの形をしている。イニシャルが縫ってあるからきっとゴットの手作りなんだろう。さすがオカン。器用だ。


「モモー!」

「なぁにこくおー?」

「はい!happy Valentine!」

「ありがとう!私もあげる!」

「香水…?いい匂い…」

「私が一から作ったの!昔お母さんに教わったんだ!大切に使ってね!」

「ありがとう!大事にする!」


優しい花の香りだ。強すぎず、ちょうどいい香り。モモ、こんなこと出来たんだ。すごいな…

丸い小瓶に入ったピンク色の香水。外交に行くときにつけよっと


「こくおー!!」

「レノ?!」


突然廊下で呼ばれ、振り返るとダッシュでこちらに向かってくるレノの姿が目に入る。


「はい!これ、チョコ金平糖だよ!」

「チョコ金平糖…だと?!」

「うん!新発売!食べてみて!多分美味しいから!!」


試しに一口。


「美味しい!甘すぎなくて凄い!美味しい、美味しいよ!」

「でしょ?昨日の夜作ったの!!」

「ありがとう!はい、これ!」

「ありがとー!嬉しい!」


嵐のように来て、嵐のように去っていくレノ。

…ほんと神出鬼没だなレノは。


両手一杯の幸せを抱えながら部屋へとルンルンで戻った。

プレゼントの意味を紹介します!


青葉…時計 意味 貴方と同じ時を刻みたい

佳奈…ミサンガ 意味 オレンジは希望、笑顔、友情、力強さ。緑は癒し、優しさ、和み

ゴットマザー…ベルト 意味 気を引き締める、末永く

モモ…香水 意味 貴方と親密になりたい

紫音…キャラメル 意味 あなたと一緒にいて安心する


レノは特に意味はないですwゴメンねレノ…君といったら金平糖なんだ…

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