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バレンタイン【2】
国王視点です。
「優勝は…鍛冶屋の半獣人のノワールさんです!!」
うーん、凄い筋肉。ムキムキやんか。はぇー、日頃からどんだけ鍛えてるんだろう…勧誘しようかな?
まぁ、ゴットマザー手作りチョコを手渡し、会はお開きになる。
国の恒例だけど、この後絶対誰か告白する。毎年見てるもん。愛の告白。
私はそういうのに興味はないので城へと帰る。早くチョコ落としたい。
「あーあ、なんで私はダメなんだろう…私も参加者なのになぁ〜」
ぶつくさ文句を言いながらお風呂に入る。あー、チョコ臭い。
しばらくしたら勝手に消えるけどできるだけ早く落としたいし。
湯船に浸かれば日頃の疲れが滲み出る。出汁が出るんじゃあ〜…
疲労で取れた出汁とか飲みたくないな…不味そう。余計に疲れそう。
そろそろのぼせそうなので、適当なところで湯船から上がる。
「寒っ…」
脱衣所の扉を開けると私を包んでいた湯気が消え、代わりに冷たい空気が私を包む。
タオルを体に巻くが寒いものは寒い。早く服を着てしまおう。
さっき着ていた服は洗濯に出したので新しい服を取り出す。
あ、洗剤変えたな…
窓の外を見ると薄ら空が暗く染まってきていた。
さて、そろそろ配り始めますかな〜
私は鼻歌交じりに部屋へ戻った。
バレンタインの日って絶対授業中って貰ったお菓子食べてる人いるよね。




