101/225
訓練後
青葉視点です
「君はすごいねぇ…やはり見込み通りだよ。君は期待の新人だ…」
「…ありがとうございます。」
くだらない訓練に参加し、つい癖で周りの奴らをボコボコにしてしまった…
弱すぎる。なんでこんな国のスパイなんかを頼んだんだ?こんな国、国王だったら一瞬で捻り潰せそうなの
に。
考え事をしてる間も上司は俺の気をひくようにベラベラと僕に喋りかけている。
うるさいな…そんなに俺のことが好きか?
俺はお前のこと嫌いだけど。
俺が忠誠を誓ったのは国王だけだし。
「すいません。次の訓練の時間なので…それでは。」
「あ、ちょっと…!」
軽く会釈をして呼びかけには応答しない。
もう喋りたくないし。
ここの訓練効率悪すぎだろ…
なんで得意不得意をちゃんと見てあげないんだか…
食堂でたこ焼きを食べながら悶々と考える。
たこ焼き…あんまり美味しくないな…
早く国に帰りたい…もうやだ。
ぼんやりとしていると背後から気配を感じる。
「蒼乃さん、ちょっと来てもらえるかな。」
「あ…」
振り返った時にはもう遅かった。
何かを口に当てられ俺は意識を手放した。
青葉くん。油断はダメだよ。
国王に怒られるよ?
あ、100話いきました!やったね!




