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百物語・炎  作者: ひとみんみん


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白と黒の影-百物語二話-1

次は私ね。


私、百物語なんて初めてなんです。招待された時は嬉しくて参加するのとても楽しみでした。


26才、女、医者の妻をやってます。

真之介さんと夫婦なの。

名前は百合子。よろしくお願いします。


皆さん、真之介さんの話が異様な感じで驚いたのじゃないかしら?

始めから幽霊が出てこない話はおかしいわ、って言っておいたのに。魂だからいいんだとかなんとか。

ごめんなさいね。


ふふっ、任せてちょうだい。

私の話はちゃんと人じゃない何かが出てくるわ。


白と黒の影の話。簡単なのよ。

良い事が起こる前には白い影が現われて、悪い事が起こる前には黒い影が現れる。

程度によって薄くなったり濃くなったり。

大きかったり小さかったり。

必ず人の形をしているの。全然怖い感じはしないし。

それじゃ前置き長くなったけど、最近見た影の話をするわね。

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