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第二十一話「切札」
了也「先生!離してください!あのままだと喜多田先生が…!!!」
大須賀「黙れ!今は…悔しいがあれが得策や!あいつの想いを無駄にするな!それに…あいつは強い」
ーーー大須賀道場前ーーー
Z「ハァハァ…次で終わりよ!」
そこには、全身に無数の打撃を受けてもなお地に立つZと右腕以外の四肢を失った喜多田が相対していた。
喜多田「Z…彼らはあなたをいずれ倒しますよ。だが、まだその時では無いです」
Z「だからあなたは彼らを逃がす為の時間を稼いだのでしょう?でも、もう終わりよ。この後彼らも見つけ出して…」
喜多田「"逃がす為"の時間?いいえ。"修行してZを倒す為"の時間ですよ」
Z「何を言って…」
喜多田「こういうことですよ!!!」
そう言って喜多田は残った最後の右腕を自らの心臓に突き刺しーーー
次の瞬間、爆発が起こった。
そして
喜多田(岡本君、あなたに未来託しましたよ)
喜多田は塵となって消えた。




