金色の余暉、鳳凰を待つ
夕日が溶け落ちる金色の余暉の中、北京西郊の新邸宅が、最後の一層の足場を脱ぎ捨てた。
この庭園は立地が極めて素晴らしく、ちょうど皇城の中軸線の西側に位置している。都会の喧騒を絶妙に避けながらも、天子の足元にふさわしい端正で厳かな気品を湛えていた。
今日の天気は格別、玄妙である。風砂の多い北京には珍しく、錦のような瑞雲が、邸宅の上空に長く留まっている。落日の最後の一筋が雲間を突き抜け、塗りたての廊柱を黄金色に縁取った。
後援の景色はさらに一品である。数本の百年柳が、今まさに春の盛りを迎え、垂れ下がる柳の枝はさながら緑の滝のようである。珠玉のように清らかな鳥のさえずりが、静寂を破った。鮮やかな翠黄のウグイスが、遠くの深い谷から軽やかに飛来し、高い柳の梢に降り立つと、楽しげに跳ね回っている。
曲がりくねった水廊を抜けた最奥には、静謐な竹林が広がっている。ここの竹は品格が極めて高く、どの竿もすらりとまっすぐ伸び、翠色の節の間には清冷な気韻が流れているかのようだ。
竹林は君子の象徴であり、高貴なる百鳥の王、鳳凰を待ちわびている。夕日が地平線の向こうへと完全に沈み、この庭園は満身に瑞祥と生気を纏いながら、北京の西の隅で静かに呼吸を整えていた。この匠の心を解する者が訪れるのを、静かに待っているのである。
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