↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
61/221

第57話 ダンジョンコアの帰還

D01-53


 ダンジョンコアの帰還



 手長猩猩たちを動力とするダンジョン御輿に担がれてダンジョン跡まで移動した。

 俺と沙耶さんが数時間かけた道のりを、ものの数十分で踏破してしまった。

 けっこう近かったのかもな。


 入口で猿人たちを待たせて、オレ、沙耶さん、ヤズナ、シルコワの4人は、先にダンジョンルームへと戻ることにする。

 要所要所でシルコワが回復魔法をかけてくれたので、行きより楽に移動する事ができた。


 オレががらんどうの石室に戻ると、

 部屋全体が黒化する。

 ダンジョン御輿から離れた後も、特に意識はしていなかったが、ダンジョンコアは律儀にオレの後を付いてきていたようだ。


 よーしよし、えらいぞー、


 ダンジョンコアを褒めてやった。


 ふーっ、


 一息ついてその場にすわり込んだ。

 ゆっくりした時間が流れる。

 すると


「…あの、ご主人様……」


 ヤズナが遠慮がちに声をかけてきた。


「ん? 」


 オレがヤズナの声に耳を傾ける。


「そろそろ始めましょう、入口に待たせている者たちもいることですし…」


 そういえば、そうだったな。オレはダンジョンルームの中心、かつてダンジョンコアが鎮座していた場所を向く。


「あれ? 」


 あいつ、どこいったんだ? 

 まったく、ちょっと褒めるとこれだ。


「ご主人様、まず不可視化を解いてください」


 そーだった、そーだった。

 すまんダンジョンコア、今回はオレのミスだ。


 オレはどこにいるか解らないダンジョンコアに、


 でてこいー、でてこいー、


 と念じる。

 果たしてダンジョンコアは現出した。

 ダンジョンルームの入口あたりにいるみたいだ。


 おい、ダンジョンコア、なにを遠慮しているんだよ。

 さっさとこっちへ来いよ。

 ダンジョンコアは黄色く光り輝きながら、スルスルーとオレの元へとやって来た。

 オレの指示を素直にきいたダンジョンコアを撫でてやる、

 こうやってみると、コイツだってかわいいものじゃないか。


 ダンジョンコアをダンジョンルームの中心に移動させ、元の大きさに戻れと念じた。

 ダンジョンコアはピタリと嵌ったかのように、元の大きさに戻り、動かなくなった。


「よしっ、終わったぞ」




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。