↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20/221

第17話 手長猩猩

D01-17



 そういえばヤズナに例のトゲトゲ、

 鬼岩の大猪をインベントリに入れとけと言われていたな。

 オレは鬼岩の大猪に近づく。

 -ご主人様、鬼岩の大猪を入れるのは少し待ってください、鬼岩の大猪を狙う者たちがいるようです-、


 オレは耳を澄ませた。

 …………、

 ……うん、わからん、

 あとはヤズナに任せよう。


 オレはヤズナに強く念じる。

(オレたちはどうしたらいいんだ? )

 聞こえたかな? 

 聞こえていなかったなら鬼岩の大猪の陰にでも隠れていよう。


 -大丈夫です、聞こえていましたよ、そうですね、さっきの大木の洞に隠れてください、その方が護りやすい- 


 解った、そうと決まれば……、

 

 あれ、沙耶さんは? 

 オレは辺りを見回す。

 あーっあんな所に、

 沙耶さんは鬼岩の大猪の口の方に回りこんで口の中を覗いているようだ。

 けっこう離れているぞ、

 大木の洞とオレの延長線上1:2の距離に沙耶さんがいる。

 -ご主人様、急いでください、敵が近づいてきます-、

 ヤズナは少し離れた場所で作業している、

 何かを拾い集めたり、破砕音が聞こえてきたりしている。

 オレは急いで沙耶さんの側に行き、彼女の手を掴む、


「沙耶さんこっちだ」

「あ」


 オレは大木の洞へと急ぎつつ、

 やべっ、つい下の名前で呼んじまった、

 苗字の方が良かったか……? 

 などと考えていた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。