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それにしても白崎さん、なんでいきなりお土産コーナーに立ち寄ったんだろう……
今からレストランでなにか甘いものでも食べてヒトデとかの触れ合いコーナーまで行ってみようって言ってたのに、ここでお土産買ったらあとで邪魔になるんじゃない?
それにお土産見るだけなら私はいらないし、どうせならみんなで一緒にお土産を見たほうがいいような……
「たぶんここのどこかに…………あ、あったあった。ずっと濡れてる服着てたら風邪引くだろうからここにあるお土産用の服でも買って温まっとき」
「…………あぁそういうことですか。お土産買うにはまだ早いなぁって思ってたんですよ」
「今買ったところで荷物になるだけだからな。せっかくここまで来たんだからイルカのキーホルダーとか買っとこうかな…………」
「えぇぇ、白崎さんがイルカのキーホルダーをつけてるなんて似合いませんよーー。こっちのヤドカリの方が似合うんじゃないですか」
「あぁ確かにそうかも……って早く服を選んできなさい」
白崎さんがあまりにも似合わないことを言うものだからついつい話の流れにのってしまった
でも白崎さんのイメージ的にイルカとかそういう可愛らしいものより、ヤドカリとかふぐとかの方が似合っていると私は思うのです
早く服を選んで一緒に選びたいと思っていたが、それもなかなか難しそうである
服のコーナーに来てみたはいいものの、思っていたよりも種類が豊富だったのだ
私みたいに服が濡れてしまった人ようもあるみたいで、普段でも着れるような服から水族館だからこそありそうなお魚がたくさん泳いでいるような服まである
かといってここは服屋さんではなくただの水族館。私の身長でも入るような服で、普段から着れるような柄を選ぼうとすると3着まで減っていた
その中から悩みに悩んだ結果、水色のTシャツに大きなお魚が書かれているものを選んだ
少し子供っぽいかもしれないがこれならインナーとしても使えるし、今履いているジーンズとも相性が良さそうだ
「あの、白崎さん選び終わりましたよーってまだキーホルダー悩んでたんですか?」
「あぁちょっとな。どれがいいのかちょっと迷ってて…………女友達に一つあげようかと思ってるんだけどどれがいいかな」
「女性ですか…………なら、このストラップとかいいんじゃないですか?このイルカがとても可愛いです」
「これか、じゃあこれも一緒に買ってくるからちょっと待っててくれ。もう服は買い終わってる感じか?」
「はい、ここに来る途中でレジを通してきました。ここで待ってますから行ってきてください」




