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俺たちは生きる  作者: sdaiki
2/5

 その日は俺、黒神くろがみ直樹なおきの15歳の誕生日だった。


 「今日は直樹のところで誕生日パーティーやろう。」


 そう提案したのは俺の親友の篠原しのはら太一たいちだった。太一はサッカー部のエースでその上成績も優秀、だれにでも優しくて頼りがいのある、一言でいえばいいやつである。そんなわけだから、女子にもてないわけがない。俺もよく告られてるところを目撃する。だが誰とも付き合ってはいない。それは太一は好きな人がいるからだ。


 「学校終わったら下駄箱に集合だね。」


 こう言ったのは俺の幼なじみの姫乃ひめのしろだ。白は腰辺りまで届く真っ黒い髪、顔も整っていて、ずばり言うと美少女だ。あと胸も大きい。白は家が隣で幼稚園からいっしょだ。お母さん同士仲がいいようでよくいっしょにいる。そのおかげでこの美少女様にお近づきできたわけだが。クラスの男子が独断かつ偏見で決めたランキングによればトップらしい。ちなみに太一が好きなのは白だ。


 その他来るのは茨城いばらぎ玄太げんた今村いまむら七子ななこだ。玄太は見た目はゴツくて目つきが鋭いが、中身はおおらかだ。ちょっと体がぽっちゃりしている。ただし、本人にデブや肉に関することを言うと切れる。何人か被害にあったのがいる。結構力があるのでかなり痛いらしい。

 七子はダンス部に入っている。ダンスのことはよくわからないがうまいらしい。身長が平均より低く、よく小学生と間違われる。本人にそのことを言うと殴られる。ちなみにまったく痛くない。

 そしてなんとこの二人は付き合っている。はたから見ると身長差のせいで兄弟にしかみえない。


 俺はだいたいこの4人といっしょにいる。俺は身長は普通くらい、成績も普通かな。運動神経は多少自信がある。だが俺はどのクラブにも入っていない。特に理由はないが、引いて言うなら面倒くさい。たまに授業でやったりするのは好きだがクラブに入ってやるほど好きではない。後は人間関係とかかな。俺は4人以外ほとんど話したことはない。俺は父親がすでにいない。父は病気で亡くなった。優しい人だったのは覚えている。


 色々いままでのことを振り返っていると、すぐに一日が終わる。

 待ち合わせたとおりに下駄箱に行くともうすでに4人いた。


 「おそい!はやく行くよ。」

 「そんなに急かさなくても。」


 七子と玄太だ。


 「悪い遅くなった。」


 俺は2人に声をかける。


 「今日の主役は直樹なんだから。」


 太一が言う。


 その後帰り道、俺の家に向かう前にコンビニで色々買っていくことになった。


 「ポテチだったらどの味が好き?」

 「白はのり塩。」

 「俺はバターかな。」

 「いやいややっぱりコンソメじゃないかな。」


 そんな下らないことを話していると、突然地面に大きな黒い穴が空いた。5人はそのまま黒い穴の中へと落ちっていった。


 


 

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