結末
俺は天地の能力を発動した。
「勝負だ・・・。智也・・・。」
智也「ほほう。それが光の天地の能力かぁ。手の甲の陰陽印・・・。本物みたいだね。じゃぁ、俺も!!はぁぁぁ!!!」
(ブイーーーン)
珠樹「そ、その姿は・・・。」
有希「う、ウソでしょ・・・。」
智也「知ってるか・・・。天地とは光と闇・・・。二つの存在・・・。さすれば全てを無へと還さん事を・・・。っていうこちらの世界で見つけた石碑の内容を・・・。」
「な、何だ。それは・・・。」
智也「天地の能力者と対となる存在・・・。それが・・・。この俺!神の能力「無」!」
「「無」だと?!」
珠樹「か、神崎君と同じ手の甲に陰陽印・・・。」
智也「さぁ、始めよう・・・。消滅の儀式を!!」
すると、智也はまるで瞬間移動したように消えた。
そして俺の目の前に現れて攻撃を仕掛けてきた。
(ドカーーーン!!)
「ぐあ!」
詩音「し、慎太!!」
「天地の能力発動状態で普通の攻撃が食らうとはな・・・。」
智也「俺の能力は全ての属性、特性、シールド、効果を無効にする・・・!」
「身体と身体でぶつかっていくしかないって事だな・・・。」
そして俺と智也の壮絶な戦いが始まった。
どれくらい経ったんだろう・・・。
神の能力者といっても、生身の人間だ。
お互いに体力は消耗する・・・。
智也「ハァハァ・・・。慎太・・・なかなかやるねぇ。」
「ハァハァハァ・・・。絶対にお前を止めてみせる!」
智也「仕方ない・・・。」
突然、智也は後ろに下がった。
智也「この技を喰らって存在できた者はいない・・・。楽しかったよ・・・。」
智也「無神滅却」(むしんめっきゃく)・・・。
すると、どうだろう・・・。
部屋全体を覆うほどの白い霧のような光線を放ってきた。
智也「この技は全てを消滅させる技・・・。終わりだ・・・!」
(この力を使えば・・・。でも!)
「俺はお前を止める!!天地滅却・・・。」
智也「何?!俺と同じだと?!」
珠樹「神崎君の技も相手と同じ様な技?!」
(ドーーーーン!!!!)
「い、今のうちに最後の階へ!先に進むんだ・・・。」
珠樹「で、でも!」
詩音「し、慎太!!」
有希「か、神崎君?!」
「この技はこの部屋全体に影響する・・・!少しでも喰らえば消滅してしまう!」
(し、仕方ねぇ。)
「天神!地神!召喚!!」
俺は天神と地神を召喚した。
「天神、地神。三人をこの部屋から出してくれ・・・。」
天神「主よ・・・。分かった。」
地神「主よ・・・。任せろ・・・。」
天神と地神の力を使って三人を無理やり外にだそうとした。
詩音「し、慎太ぁ!な、何で?!」
「し、詩音・・・。大丈夫だ・・・。この無の能力はお前達には耐えられない・・・。後で追いつく・・・。」
詩音「慎太ーーーー!!」
(ガチャン)
天神と地神はドアを閉めてくれた。




