オメガゴーレム
俺の中に天神と地神の力が流れ込んでくる。
(天地共に力を持つ光と闇の神の化身よ…目覚めよ…)
「また「声」が聞こえてきた。」
天神「天の能力・・・、汝の中へ・・・。」
地神「地の能力・・・、汝の中へ・・・。」
「天の能力・・・?地の能力・・・?」
天神「神の能力・・・、覚醒と共に・・・。」
地神「神の能力・・・、潜在せん・・・。」
「ど、どういう意味だ・・・。」
二人はそういうと、消えてしまった。
同時に普通の岩穴に戻った。
「もしかして、あれが、俺の試練・・・。あ・・・。」
前をふと見ると、光が見える。
おそらくあれが出口なんだろう。
「出口だ・・・。」
俺は、とにかく岩穴から出ることにした。
岩穴から出ると、太陽がまぶしかった。
詩音達もいた。
皆無事に試練の岩穴から出てこれたみたいだ。
詩音「慎太!」
明「神崎さん。」
貴樹「あれ?出てこれたんだねぇ。」
優奈「怪我はないみたいね。」
哲也「これで全員だな。」
珠樹「無事でよかったわ。これで全員・・・。それぞれ試練の岩穴でどうなったか気になるけど、とりあえずビルに戻って、20階の会議室で話しましょう。」
全員「はい!」
そして、俺達はスタジアムのビルに戻る事にした。
帰りは、皆疲れもあったので、ゆっくり歩いて帰ることになった。
珠樹「三代君、フラフラしてるけど本当に大丈夫・・・?」
哲也「あぁ、お前のシールドのおかげで何とかな。敵はやっかいだったが。」
珠樹「本当に無事でよかったわ。」
哲也さんと珠樹さんが一番前を歩いている。
イチャイチャ度が半端なくて見てるこっちが恥ずかしくなる。
詩音「ぅ・・・うらやましいなぁ・・・(ボソっ)」
(詩音・・・隣でそんなボソッと言うってことは・・・。)
まぁ、実際詩音の事は心配だったし、二人を見習って詩音に話しかけた。
「詩音、元気ないけど、大丈夫なのか?」
詩音「え・・・?だ、大丈夫よ。でも、慎太が無事で本当によかったよ。」
「俺もだよ。詩音が岩穴に入ってからずっと心配だったんだ。」
詩音「し・・・慎太・・・。」
詩音が俺の方へ身体をよせてきた。
(ま、マジか!可愛い!で、でも皆いるのに・・・。俺、暴走してしまうって!)
珠樹「皆、止まって!」
突然、珠樹さんが声を上げた。
その瞬間だ。周りに異様な空気が張りつめた。
「何かいる・・・。」
珠樹「闇の力を感じるわ。」
哲也「まさか・・・、幸太郎か!」
???「違う・・・。」
(ブ~ン)
目の前に突然現れた。
珠樹「あ・・・あぁ。」
珠樹さんが怯えている。
「あれは・・・ゴーレム・・・?でも初めてみる姿だ。」
???「我の名はオメガゴーレム・・・。」




