新たなる力
この二つの攻撃はヤバイ・・・。
身体がそう直感した。
(ドーン!!)
「ま、マジか!」
後ろの広い地が消滅した。
「あ、あんなのくらったら死ぬぞ・・・。」
俺は、ヤケクソで攻撃をした。
「うおぉぉぉ!!!」
風の能力をフルに使った。力が入らなくなってきた。
(ズドーン!!)
天神「汝の力、そんなものか・・・。」
地神「汝の力、まだ見せてはいまい・・・。」
「オルケーノゴーレムや、天童幸太郎どころじゃない。強すぎる・・・。天神、地神っていうだけある・・・。」
この二人をどうすれば倒せるのか必死に考えた。
でも、何も思い浮かんでこない。
「クソ!」
(ど、どうしよう・・・。頭に何も浮かんでこねぇ。)
天神「いくぞ・・・。」
地神「いくぞ・・・。」
二人は続けて攻撃をしてきた。
俺は渾身の力を振り絞って雷の能力を発動した。
「雷神槍波!」
雷は、天を舞い、地を舞い・・・。
そして二人に襲いかかった。
(ドッカーン!!!)
煙が大きく舞っていて相手が見えない。
「ハァハァ。ど、どうだ。」
だんだんと煙が晴れてきた。
ゆっくりと人の姿が見えてきた。
天神「・・・。」
地神「・・・。」
「し、詩音・・・。」
天神と地神はまた攻撃をしてきた。
(詩音・・・。俺はこんな所で死ぬ訳には・・・。)
だけど、身体がボロボロだ。
体力も精神力もギリギリ。
どうしようもなかった。
ただ一つだけ不思議に思った。
攻撃をくらう度に、何か俺を倒そうとしている攻撃には感じれなかった。
「まさか!」
二つの同時攻撃がきた。
俺は無意識にも雷の能力を発動させた。
天神「ん・・・。」
地神「ん・・・。」
俺の発動させた雷の能力は不思議な現象を起こした。
天神と地神が放った攻撃を吸収していた。
「こ、これは・・・。やっぱりそうか!」
天神「ふむ・・・。」
地神「ふむ・・・。」
俺は、吸収した攻撃を雷と合わせてそのまま返した。
(ドーン!!!)
また煙が舞った。
「ど、どうだ・・・。」
煙がはれてきた。
二人は無傷だ。
「こ、これまでか・・・。」
天神「・・・。」
地神「・・・。」
「二人とも強いなぁ。でも、どうせ死ぬなら最後まで悪あがきをさせてもらうぞ。俺は守りたい人がいるし、守りたい場所もあるんだ!こんな所で死ぬ訳にはいかないんだ!」
その時だった。
天神と地神の身体周辺が光出した。
「な、なんだ・・・。」
天神「見事なり・・・。汝の精神・・・。想い・・・。受け取った・・・。」
地神「見事なり・・・。汝の能力・・・。強さ・・・。受け取った・・・。」
「え・・・?え?」
天神「覚醒の儀を・・・。」
地神「我らの力・・・汝と一つにならん・・・。」
(ピカー!)




