この鬼畜な運営者め!
遅くなってしまってすみません……(;一_一)彩菜です。
トモキとミズキを書いていきますが、今回はトモキ目線です。
しばらく歩いたが、敵は見つからなかった。
もちろん、ミズキも見つからない。
どうすればいいものか……
とりあえず、食糧探しだ。
ここは《鍾乳洞》だろうから、食糧という食糧はないだろう。
あるとすれば……水、くらいだろうか。
プレーヤーを餓死させる気か?
いや、鬼畜な運営者でもさすがにそこまではしないだろう。
運営者も人間だ。
良心ぐらいあるだろう。
……ん?
あれは何だ?
光……?
《スタンド・フレイム》の光か!
なぜ《心眼》にかからなかった!?
くそっ
戦うぞ……俺は戦うっ
逃げなどしないさ。
ミズキに会うまではっ
カンッ
俺の刀と相手の武器があたり、火花が飛び散る。
その一瞬、敵の顔が見えた。
「ミズキ!?」
「うそ、トモキ!?なによ、もう……」
「良かった……無事だったんだな」
「当たり前よ。……約束したじゃない。会おうって」
「……おう」
なんだなんだこの……甘酸っぱい空気は!
もしかして、もしかしてこれは……
いやいやっ
今はこのブロックを戦い抜くことが優先だ。
うん。そうだ。そうに決まっている
「トモキ?」
「え?あ、うん。これから、どうする?」
「そうね。私考えてたんだけど、このまま歩きまわっても体力の無駄よ。だからやるめるところを探すべきだと思うの。二人いるんだから交代で見張りもできるし」
「いい案だと思う。あと、食糧探しも重要だ」
「あら。私食糧持ってるわよ」
……えっ?
ちょっ、ちょっとまって。
今こいつなんて言った?
「ごめん。もう一度言ってくれる?」
「私食糧持ってるわよ」
……。
「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっっっっっっ!!!!!!!!」
「ちょっ、うるさいわよ。近くに敵がいたらどうすんのよっ」
「どこで食糧を手にいれたんだ?」
「ところどころにおちてるわよ」
「あっ、あ。そう。そうなんだ」
俺探したのに……
結構探したのに……
さっき言った言葉を撤回しよう。
運営者は人間だ。
しかし、良心のかけらもない鬼畜な人間だ。




