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ろぐ☆あうと  作者: 奈良都翼
イベント予選
56/64

この鬼畜な運営者め!

遅くなってしまってすみません……(;一_一)彩菜です。

トモキとミズキを書いていきますが、今回はトモキ目線です。


しばらく歩いたが、敵は見つからなかった。

もちろん、ミズキも見つからない。

どうすればいいものか……

とりあえず、食糧探しだ。

ここは《鍾乳洞》だろうから、食糧という食糧はないだろう。

あるとすれば……水、くらいだろうか。

プレーヤーを餓死させる気か?

いや、鬼畜な運営者でもさすがにそこまではしないだろう。

運営者も人間だ。

良心ぐらいあるだろう。

……ん?

あれは何だ?

光……?

《スタンド・フレイム》の光か!

なぜ《心眼》にかからなかった!?

くそっ

戦うぞ……俺は戦うっ

逃げなどしないさ。

ミズキに会うまではっ


カンッ


俺の刀と相手の武器があたり、火花が飛び散る。

その一瞬、敵の顔が見えた。


「ミズキ!?」

「うそ、トモキ!?なによ、もう……」

「良かった……無事だったんだな」

「当たり前よ。……約束したじゃない。会おうって」

「……おう」

なんだなんだこの……甘酸っぱい空気は!

もしかして、もしかしてこれは……

いやいやっ

今はこのブロックを戦い抜くことが優先だ。

うん。そうだ。そうに決まっている

「トモキ?」

「え?あ、うん。これから、どうする?」

「そうね。私考えてたんだけど、このまま歩きまわっても体力の無駄よ。だからやるめるところを探すべきだと思うの。二人いるんだから交代で見張りもできるし」

「いい案だと思う。あと、食糧探しも重要だ」

「あら。私食糧持ってるわよ」



……えっ?

ちょっ、ちょっとまって。

今こいつなんて言った?

「ごめん。もう一度言ってくれる?」

「私食糧持ってるわよ」





……。

「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっっっっっっ!!!!!!!!」

「ちょっ、うるさいわよ。近くに敵がいたらどうすんのよっ」

「どこで食糧を手にいれたんだ?」

「ところどころにおちてるわよ」

「あっ、あ。そう。そうなんだ」

俺探したのに……

結構探したのに……

さっき言った言葉を撤回しよう。

運営者は人間だ。

しかし、良心のかけらもない鬼畜な人間だ。

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