表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
12/13

入学したのに⑥

リオ・グラン・ティアラ。

同級生で入学試験を首席で合格。

学園内でも有名で、親が魔術協会という魔術師の行政的に管理をするところのお偉いさんの娘らしい。

「あ、おはようございます。リオさん……」

だが、その言葉に返答は返されず、今すぐに退けと無言で言っているようにも思える。

「わたくしが一から全部まで言わないとわからない?」

ユイは軽くため息をつき、立ち上がる。

「あら、あなたにしては素直ですね」

「直も何も、退かなかったらあなたうるさいじゃないですか」

「わたくしがうるさいですって!?」

「はい、うるさいです。一八〇デシベルくらいうるさいです」

「魔術も使えない愚民のくせに────」

怒りを露にしながら、辛うじて抑えている。

事の始まりは、生徒たちの噂からだった。

今期に入学してきた生徒の中で、試験を受けないで入学してきた生徒がいるという噂。

その噂の人物がユイであると判明するまで、半日と掛からなかった。

ユイはその噂について、馬鹿正直に肯定してしまった。

過去に例外として、受験なしで入学した人いる。

だが、その例外は元々大きな成果を国家レベルで出していた魔術師だけ。

ユイはそれに該当していないのにもかかわらず、受験なしで入学した。

結果、努力して入学した生徒たちに目の敵にされたのだ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ