2自分の姿
ザー
…
「じゃ、また後で」
そう言って少年は、俺を風呂まで案内しどこかへ消えた。
案内された風呂は広くて落ち着かない
多分20人くらいは余裕で入るだろう。そう思いながら俺は、風呂に入る前のことを思い出していた
風呂に入る前俺は、まず自分に巻かれた包帯を取らなければならなかった
包帯は、身体中に巻かれており自分の顔すら見えないほどだった。
それに包帯に滲む血の量から自分は、重傷だったのだと推測できた。
まぁ動けないほどだったんだからそうだろうけど…
と、そう考えたところでまた顔が暑くなる
クソ…
しかし以外だったのが包帯を取ったときの身体だ。
血だらけの包帯に対し、からだに傷はほとんど残っておらず残っている傷すら治りかけていて他のやつの血かと思うほどだった
そこまで考えたところで現実に戻り鏡に映った自分の姿を見る
うーん…
顔は悪くない。それどころかいいと思う。まるで女神の彫刻の様に整った顔をしているし、スタイルもいい。
髪は、青銀色の長い髪に毛先はほんのり赤が入っている
(これは何度洗っても落ちなかったから多分地毛だろう)
耳は髪と同じ色の狼みたいな耳が頭の上についているし、おでこには小さいが角が二本?付いている
尻尾までついてるし…
羽根も生えてるって見えないが分かる、大きさを変えれるってことも
そこで羽根を大きく見てみる
おお!
記憶がなくてもサイズは、すぐに変えられた
羽根は純白でまるで…
ゴホンッ
考えるはやめとこう…
あと多分これらは収納可能だ
そう思い
耳、羽根、角、尻尾と全部しまってみる
うん、軽くなった
こんなことが分かるなんて…本能ってやつか?
…自分の身体だしな
記憶より身体に染み付いているもんなんだろう
それよりと
鏡に写る自分の目を見る
…
左右で色が違う
右目は赤だ。血のような赤…でもよく見ると瞳孔は金色だ
こんなに目の色って混ざってるもんなのか?
俺は、記憶がないからわかんないけど熊牙ってやつは茶色一色だったような…
いや俺の身体がそうならこうゆうもんなんだろう…多分
それより左目の方がヤバい
左目はパッと見水色だ、空と海を合わせた宝石のような水色。
それだけでもなんかヤバい気がするが左目をずっと見ていると水色のなかに何色かの色が浮かび上がっては消えていくのが分かる
それに瞳孔に至っては紫色だがこれまたよく見ると中に宇宙のようなものが見える
俺の身体…大丈夫か?
他の人に相談した方がいいんじゃ…
しかし、俺の本能が告げている、誰にも知られるな。
と
俺の左目のことを…
…
それとあと一つ…
俺が女だったと言うことも…




