第二十一話【長旅の整理整頓の準備】
まずは閲覧ありがとうございます!
このお話は初心者による物語です、プロフィールに書いた通りのまるで台本の様な小説とは程遠い拙い文章、少ない表現力、明らかな描写不足、当然の様な誤字脱字など正直問題だらけです、それでも読んで頂けるのならば幸いです。
一部の「」『』の説明
「」は主に人間のセリフ
『』は人間以外や大体の主観の人以外の電話や通信越しなどによる人間の音声のセリフのイメージとなっております。
【この話での未知の生命体ドラーベ内の用語集】
【アハッド】
異星の者達から伝えられた技術によって、対ドラーベを想定して造られた人型兵器、大きさはおよそ8m程
【カッド】
アハッドと同様に異星から伝えられた技術によって造られた戦艦、アハッドを格納な上にある程度の戦闘も可能、海上、空中、宇宙への航行も可能としている
【フォースデルタ】
地球連合軍の通称
異星との交流によりアハッドなどを得た地球で、対ドラーベを想定され発足された国を越えた人々が集う軍
【プレデシャン】
ミレイ達の乗るカッド…戦艦の名前
【ドラーベ】
地球や異星などに突然現れた未知の生命体、意思疎通が出来ず、人間を襲うものの明確な目的などが分かっていない為、侵略者として扱われる事が多い
現在軍に三種類確認されているドラーベだが、共通しているのは頭部が伝説上のドラゴンの様な形をしている事のみで、身体はそれぞれ違いがある
ミレイにどうしたいかを聞かれ、ヒュウの出した答え…決めた決断
「降りたいけど、降りたくない」
その答えにミレイ達は戸惑いを見せるも、理由を聞き、ある程度の納得をした、その上でミレイは改めて、ヒュウをカッド…プレデシャンの仲間として招き入れるのだった…
カッド…プレデシャンにて
あの後、ミレイさんとポートさんがレミさんとエクレールを諫めて落ち着かせてくれた、そしてミレイさんは出発の前にある提案をしてくれた…
「町で…やり残した事ですか?」
ミレイ
「そうよ、結局あなたは…私達やリジーに連れて来られてからまだ一度も戻っていないでしょ?」
ミレイ
「身内等は居なくても、お世話になった人達はいる筈、一度、その人達に顔を出してもいいかなと思って」
無理強いはしないけどね、と付け足すのが聞こえ、俺は少し考える…
基本的にお世話になっていたアパートの管理人さんやバイト先、そこを紹介してくれていた人には、昨晩連絡を入れた、繋がらない人もいたが、連絡を取れた人にはなんとか無事でいる事、戻れるかは分からない事は伝えた
町では大きなニュースになっていた事もあり、学校の出来事は知っていたようで、みんな「落ち着いたら顔を出してくれ」と言ってくれた
バイトは仕方がないとはいえ…辞める形にすればいい…が、流石にアパートは他にも借りたい人が出る筈、なので部屋を空けるためにミレイさんの提案を受ける事に決めた
「…それじゃあ、お言葉に甘えさせてください」
エクレール
『はい!オレも行きたい!』
側に居たエクレールが、突然手を上げて同行を願い出た
レミ
「あんたが行ってどうすんの…、それにヒュウも何でこんなエクレールに慕われてるのよ」
エクレール
『そりゃあオレは皆より先に…、…!』
何を思ったのかエクレールは途中で言葉を止め、考える仕草を取った、レミは疑問に思いながらも素直に問いかける
レミ
「先に…何よ?」
エクレール
『……秘密』
レミ
「えっ?」
エクレール
『秘密〜、教えなーい』
レミ
「何よそれ…」
両手でマスク部分を覆ってニヤけるエクレール、そんな相手に怒りを通り越してレミは呆れ
「(秘密にしたがる理由は分からないけど、レミさんにニヤニヤしてるから、多分からかってるんだろうな…)」
ミレイ
「エクレール、一緒に行きたいのは分かるけど、流石に目立ってしまうわ…いくらスペアボディでもね」
エクレール
『えー…』
ミレイに優しく同行できない理由を言われたエクレールは、両肩を落として落ち込んだ
ポート
「…案外、いいかもしれないぞ?」
エクレールの同行に賛成する、そんな意外な事を言ったのはポートだった
レミ
「どうして?お母さんの言う通り、エクレールは目立ち過ぎると思うけど?」
普通に考えて、学生の近くに小さなロボットが歩いていたら不思議に思われる、少なくとも俺は町で過ごしていて見かけた事はない
ポート
「…ここ数日、町などの情報を集めていたのだが、今も所々にフォースデルタが滞在しているらしい」
レミ
「そりゃあ町を守ってくれなきゃ、フォースデルタがある意味がないでしょ?」
ポート
「…それもあるだろうが、俺達の事を探しているという事も分かった」
その言葉にミレイは納得したような表情を浮かべ
ミレイ
「やはり、もう近場では手配されているのね」
ポート
「だがあくまで、俺達やクルーに対して、だな」
ポート
「そもそも、あの海上基地にいたのは、リジーやその側近十人弱程、彼等はその場でやられ、後に来たであろう者達には誰がやったのか殆ど情報がない」
ポート
「可能な限り推測するのならば、直近でリジー達と接触し、倒し得る可能性のある者達、襲来するドラーベを除けば俺達位だろう、おまけに連絡も入れてないしな」
ミレイ
「そう、だからこれからは追われる事になると、皆に話したのよ」
ポート
「…だとすればヒュウはまだ、町へ降りても大丈夫だろう、だがドラーベの事もあるからな…流石に一人では行かせられない」
ミレイ
「なるほど、私達はすでに手配されている、そんな中同行出来るのは…」
ポートは頷く
ポート
「…あぁ、エクレールだ」
エクレール・レミ
『マジで!?』「本気!?」
エクレールの喜びとレミさんの驚きが一致する、二人の反応をそのままにポートさんは喋り続けた
ポート
「もし町中でフォースデルタに出会う事があっても、あくまでペットの様な小さなロボットとして振る舞えばいいんだ、そのボディのエクレールを知ってるのは、基本的にこの艦にいる者達だけだからな」
「(そういえばエクレールも、クルー以外とは話した事はないって言ってたっけ)」
ポート
「だから、今回同行するにあたって適任なのはエクレールだろう」
エクレール
『………』
エクレールが俯き震えると、突然顔を上げながら両手を上に突き上げた
エクレール
『よっしゃーーーっ!!!』
「うわっ!?」
急な喜びに俺だけ驚いてしまった、…逆になんで、みんな冷静なんだ…?
レミ
「はぁ…そういう事なら仕方ないか、ヒュウ、エクレール!気をつけるのよ!」
ヒュウ・エクレール
「は、はい!」『おう!』
エクレールと共に返事をした後、具体的にどこに行くかなどを相談した、その後で各々が準備する中、情報を集めていたというポートさんに聞きたい事があった為…駆け寄って質問した
「ポートさん、あの…学校の被害者とかって…分かりますか?」
ポート
「…あぁ、一応ある、レミがお前を助けた場所だからな、もしかしたら気にすると思ってな」
ポートさんは一枚の紙を渡してくれた、そこにはドラーベに襲われた俺が通っていた学校、そこでの被害者をリスト化してくれていた
…厳密に言えばただの被害者ではなく、死亡者リスト、それを俺は一人一人確認する
同じ高校とはいえ当然全員を知っている訳ではない、個人的な事で言えば関わりがあった者自体限られる
…それでも何かが違えば、俺もこのリストの一人になっていた…そう考えながら少なくない亡くなった人達の数に心が痛んだ…
リストには目の前で消えた担任の先生や、同じクラスの生徒の名前もあった、リスト全てに目を通し、死亡者リストを前に余り良くないが個人的に一つだけ、良かったことがある
昔…友達であった、タクマの名前が無かった事だ、あの後どうなったのか気になっていたので、リストに名前が無いのは正直ホッとした、そして最後に飛び降りたタクマが無事だったなら、先に降りた生徒達も無事避難出来たと良い方に考える事が出来た
ポート
「……気になる事は解決したか?」
ポートはタイミングを見計らっていたのか、ヒュウが内心ホッとした後に聞いた
「…取り敢えずは、…これだけの被害が出たんですね…」
ポート
「あくまで学校では、だな」
「…そう…ですね」
このリストは、あくまで学校でのリスト、レミに助けてもらった直後、上空から見た景色には別の方向にもドラーベの群れがいたのだ、当然町にも被害は出ている、それを聞いたら…学校以外で亡くなった可能性も…
ポート
「…これからその町に行くんだ、ちゃんと目に焼き付けておけ」
「…はい、リスト…ありがとうございました」
そう返事をしてリストを返し、俺はなんとか気持ちを切り替えて…町へ降りる準備を進めるのだった…
作品に関しての感想、質問があれば可能な限りお返事します。
次回も楽しみにして頂けると幸いです
ここまでお読み頂きありがとうございました!




