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越後春、散歩道の独り言  作者: あっちゅ寝太郎


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9/16

新作に取りかかりました。ふと1句浮かびました。

【新作・執筆始動】『匿名の遺言』

忠義の果てか、逃避の報いか。

容保と慶喜、二人の歩んだ道が今、交錯する。

「なろう」にて、幕末の深淵を描く新シリーズ、いよいよ着手いたしました。

はるか道 える一夜の つむじ風

滲む雨 宇宙そらのうえから 滲む城

血の雪や 誠を埋めて 鶴ヶ城

【あらすじ】

「義」に殉じたはずの会津は、なぜ「賊」として焼かれねばならなかったのか。

文久二年、松平容保は「君臣共に死を賭して」という家訓を胸に、京都守護職という死地を突き進む。それは、忠義という名の「毒」を呑む決断であった。孝明天皇からの絶大な信頼を鉄鎖に変え、新選組と共に京を血に染めて進む容保。しかし、徳川慶喜という冷徹な知性は、すでに会津を切り捨てる算段を始めていた。

鳥羽・伏見の敗走、そして会津戦争。鶴ヶ城を包囲する砲火の中で、少年や女たちが死に急ぐ。己が信じた「神」にも「主」にも裏切られた容保は、焦土と化した故郷で「なぜ生き残らねばならぬのか」を自問し続ける。

物語はさらに、昭和二十年の終戦間際へと飛ぶ。

ある匿名の手記が暴き出す、会津の敗北と昭和の敗戦を結ぶ残酷なまでの相似形。

「組織を守るための自己欺瞞」が、いかにして民を焼き、国を滅ぼすのか。

歴史の勝者が書き換えた「神話」を解体し、沈黙の中で消えていった名もなき者たちの声を、今、風の中に呼び戻す。

ようやく第一章の前編・後編が形を成したばかり。

完成までは息の長い作業となりますが、この三句の情景を胸に、じっくりと書き進めて参ります。

歴史の重低音が響く物語、どうぞご期待ください。

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