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越後の散歩道から、あなたへ送る四季の言葉。  作者: あっちゅ寝太郎


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:【朗報】毎日投稿で疲れた脳に効くのは、新潟の美味い茶豆と夕日色のカレーでした 〜なろう作家の美味しい五・七・五〜

:日々、小説の執筆と毎日投稿に追われる我が脳裏に、ある日ふっと浮かんできた「五・七・五」。それは、疲れた心と胃袋を優しく刺激する、愛してやまない地元の「美味しいもの」たちでした。本作は、現在コメディ小説を連載中の作者が、息抜きに紡ぐショート食卓エッセイ。ゆでたての香ばしい豆の香りと、夕暮れのように温かいカレーの色彩。言葉の味見、していきませんか?(サクッと読める読み切り一挙掲載です)

【本文】黒鳥の 豆の香りと きりょう良しこの「黒鳥くろとり」とは、私の地元・新潟県新潟市西区にある地区の名前です。全国的な枝豆の名産地である新潟の中でも、特にブランド枝豆として名高い「くろさき茶豆(黒埼茶豆)」の発祥の地として知られています。夏が近づくと、我が家の食卓にはこの黒鳥産の茶豆がのぼります。大ぶりの鍋にお湯を沸かし、塩でもみ洗いした枝豆を勢いよく投入する。ゆであがるその瞬間、キッチンはおろか、部屋いっぱいにブワッと広がる芳醇な香り。それはまるで、出来たてのポップコーンのような、どこか香ばしくて甘い、独特の幸せな匂いです。ザルに上げられた豆を見れば、実の入り方も、さやの形も、色艶も、実に見事。まさに「きりょう(器量)良し」の言葉がぴったりな、お見合い写真にでもしたくなるような美しさです。熱々のさやを指でつまみ、口に放り込む。パチンとはじける食感とともに、濃厚な甘みと旨みが広がります。そこへキンキンに冷えたビール(あるいは炭酸水)を流し込む。「……くぅ、生き返る」消えかけていたプロットのアイデアが、豆の香りと一緒に脳裏に帰ってくるような気がします。そんな風にして「きりょう良し」な茶豆で胃袋が刺激されると、次に恋しくなるのはやっぱり、誰もが大好きなあの国民食です。実は私の地元・新潟は、知る人ぞ知る「カレー王国」でもあるのです。白い粒 カレーの彩は 茜の陽つやつやと、光を反射しながら一粒一粒が立っている白いご飯。そこに、じっくりと煮込まれた黄金色のカレールーがとろりとかかる。この「白い粒」と「カレー」のコントラストだけでも完璧なのですが、そこに絶対欠かせない名脇役がいます。そう、真っ赤な「福神漬け」(あるいは、お好みで甘酸っぱいらっきょう)です。茶色い海と、白い大陸の境界線にぽつんと添えられたその赤は、まるで夕暮れ時に空を染める「茜色の太陽(茜の陽)」のよう。この色彩が加わるだけで、お馴染みのカレーライスが、どこかノスタルジックで温かい芸術品のように見えてくるから不思議です。人口当たりのカレールー消費量が全国トップクラスに多い新潟。某バスセンターの黄色いカレーをはじめ、独自のカレー文化が根付いています。現在、私はなろうで『吉良殿、絶対に切腹しないで仕返ししてやる!』という浅野内匠頭が城内をスライディングするコメディ小説を連載しているのですが、頭を使ってギャグを考えていると、無性にこの「茜の陽」が恋しくなります。スパイシーな香りに包まれながら、白い粒とルーをスプーンで一気に頬張る。その瞬間の幸福感は、まさに至し福ふくの一言です。美味しい茶豆とカレーでお腹がいっぱいになったところで、今日も吉良殿への合法的嫌がらせの続きを執筆するとしましょう。言葉の味見にお付き合いいただき、ありがとうございました!

毎日小説を書いていると、時々脳が「文字のゲシュタルト崩壊」を起こします。そんな執筆疲れの心と胃袋を救ってくれる、最高のご褒美のお話です。

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