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散歩道 うたを詠みました。
近況報告:春の雨、命の鼓動に耳を澄ませて
日々の安寧を願い、ふと心に浮かんだ三つの景色を句に認めました。
拙い技ではございますが、今の私の心境でございます。
枯れ草に 斫つ音温し 春の雨
雨に煙る枯野の向こうから響く、地を穿つ「はつり」の音。無機質な作業の響きさえも、春の雨は湿り気を与え、どこか柔らかな温もりに変えてしまうようです。
かれ枝に 芽吹く初芽の たくましさ
枯れ木と見まごう枝先から、突き抜けるように顔を出した初芽。冬の厳しさを耐え抜き、殻を破って外の世界へと挑むその生命力には、ただただ圧倒されるばかりです。
参道に 黄色や赤の はなつぼみ
静謐な空気が流れる参道で、色鮮やかに膨らみ始めた花蕾。開花を待つその瑞々しさは、明日への確かな希望を灯してくれるかのように、道行く人の心を安らげてくれます。




