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越後の散歩道から、あなたへ送る四季の言葉。  作者: あっちゅ寝太郎


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:散歩道の風に吹かれて――初夏の光と、『那須与一宗隆 手塩の弓』

皆様、こんにちは。いつも私の短編時代小説をお読みいただき、本当にありがとうございます。最近はすっかり日が長くなり、初夏の爽やかな風が心地よい季節になりました。執筆の合間、煮詰まった頭を冷やすために近所の川辺りを散歩するのが、私の何よりの息抜きです。今日は、そんな散歩道でふと浮かんだ、風情あふれる三つの即興句を交えながら、日々のよしなしごとを綴ってみたいと思います。見上げれば、雲一つない青空。木々は一斉に葉を広げ、まばゆいばかりの生命力に満ちあふれています。その瑞々しさに、見ているこちらまで元気が湧いてくるようです。…(こんもりと はりきる緑 五月晴れ)…そのまま川沿いへ足を延ばすと、甘く爽やかな香りが鼻先をくすぐりました。見れば、川辺りのニセアカシアが白い房のような花を咲かせ、その蜜を求めてたくさんの蜂たちが賑やかに羽音を響かせています。小さな生き物たちの営みに、しばし時間を忘れて見入ってしまいました。…(川辺りの ニセアカシアに 蜂集う)…そんな賑やかなひとときが過ぎ、気づけばあたりは茜色に包まれていました。遠くに見える山々が、夕日にゆっくりと染まっていく時間は、一日の終わりを告げる厳かな静寂に満ちています。…(夕暮れや 静なるお山 照らし染め)……青空の緑から、川辺の白、そして夕暮れの茜色へ……。この美しい色の移り変わりを見つめ、静寂に身を置いていると、頭の中に「ある一人の弓の名手」の姿が鮮やかによみがえってきます。静まり返る戦場、波間に揺れる扇の的、そして極限の緊張感の中で引き絞られる、手塩にかけた漆黒の弓――。現在、私が「小説家になろう」で投稿しておりますのが、短編時代小説『那須与一宗隆 手塩の弓』(全十章)です。源平合戦の英雄として名高い那須与一ですが、本作では彼がその神業とも言える弓の腕をいかにして「手塩にかけて」磨き上げたのか、そして彼を取り巻く人間模様や歴史の裏舞台を、全十章にギュッと凝縮して描き出しています。一話一話が読み切りとしても楽しめるテンポの良さでありながら、十章を読み終えたときには、壮大な歴史のドラマと胸が熱くなる感動を味わっていただける仕上がりです。五月晴れの爽やかな読書のお供に、あるいは一日の終わりのリラックスタイムに。ぜひ、私のマイページから、那須与一が駆け抜けた熱い時代へ暖簾をくぐってみてください。皆様のご感想や「いいね」が、次の一句、次の一話への大きな活力になります。それでは、また散歩道でお会いしましょう。

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