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運営からの警告、黒字化禁止令

第10話です。廃村サーバー黒字化を進めます。

夜、空に運営メッセージが出た。


『セリカ廃村の収益成長が想定値を超えています』

『イベントバランス保護のため、一部取引に制限をかけます』


「黒字化禁止令?」


 リュウが叫んだ。


 薬草茶の販売上限、鍬の予約制限、契約農地の手数料上限。村の売上線が一気に細くなる。


 妖精は泣きそうだった。


「すみません。運営の自動調整です」


「自動なら、読める」


 湊は制限文を見た。売上に上限がある。だが寄付、共同開発費、施設利用料は対象外だった。


「朝市を会員制にする」


「会員制?」


「商品ではなく、村の改善プロジェクトへ参加してもらう。見返りは優先購入権」


 掲示板に新しい項目を出す。


『セリカ村復興会員、一口千G。特典、朝市優先入場』


 十口、二十口、百口。数字が伸びる。


 運営の制限は売上を止めた。


 だが、村を応援したい人の気持ちは止められなかった。

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