7話 違和感
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仕事詰めの日々が終わった。
今月の電気代、水道代、光熱費、スマホ代、全部払ったぞ…。
一日に3件入れる日が、一週間続くのは辛いわ…。
睡眠時間だってあんまりとれないし…。
でもあたしには一気に働いて一気に休むのが向いている。
とりあえず、あたしは今まで寝れなかった分を
取り戻すかのように寝た。
…もう夕方か…。一日無駄にしたーーー……。
ふと、縦鏡に目がいく。…あの世界、まだあるのかな…。
あれは期間限定だったりしない?いや、そんなはずはない。
朱から世界を作った理由は聞いたし…。
夕方なら、皆いるのかな…。よし、行ってみるか。
あたしは久しぶりに縦鏡に触れた。
その先は箱庭サイズの世界が広がっていた。
あたしがいなくても、この世界機能してたのか…。
あや「あこ〜!なんで最近来なかったの?!」
あやがあたしに飛びついてきた。
らい「そうよ!寂しかったんだから!!」
すい「あこちゃん〜…生きててよかったよ〜…」
3人が口々に色々言ってくる。
朱「お姉ちゃん!久しぶり!来てくれて嬉しいよ!」
あこ「相変わらず皆元気だな…久しぶり、
一週間仕事詰めの日々だったから来るのが難しかったんだ…」
すい「確かにネットでも
「今日から仕事詰めの日々だ〜だる〜」って呟いてたよね、
あと、昨日は「仕事詰めの一週間終わった!一日中寝る」
って呟いてたよね〜」
すいはスマホでTwitterを開き、
あたしのツイート画面をみんなに見せる。
らい「いや、あたしもそれ見たし。
自分だけ知ってるとか思ってんの?バカ?」
あや「あたしも見てたー!」
朱「お姉ちゃんってだるいとか言うんだ〜」
すい「らいちゃん、そんなこと言わないでよ〜…」
すいはらいにくっつこうとする。
らい「近づくな!!来んな!!」
あこ「…お前らって、仲あんまよくなかったよな…?
らいはすいのことブロックしてたし…。」
すい「仲直りしたの!」
らい「してねぇわ!」
詳しく話を聞くと、あたしがいない一週間の間に
すいはらいと仲直りしようと奮闘していたらしい。
最初はらいはめちゃくちゃ嫌がってたのに、
関わるうちに嫌悪感が解けていって、
ブロックも解除して…今の関係性になったらしい。
たったの一週間でここまで距離を
つめられるすいはある意味すごいなぁ…。
らい「勘違いしないでよね?あたしはあんたを許してない」
すい「ぼくってほんとにそんな酷いこと言ったの…?」
らい「何回言わせんのよ、あんたに
「学校の先生はらいちゃんみたいな
乱暴な子は叱らなきゃいけないルールがあるんだよ」って
言われたのが腹立ってブロックしたのよ!」
すい「ほんとにあの時はごめんね〜…」
らい「ふん」
…まぁ、どっちもどっちか。…それにしても、
なんからい、あの日、この世界に来た日より
元気になった気がする…。
あこ「らい、あの日の夜以降は
大丈夫だったのか…?伯父さんの件とか…」
らい「え?あぁその件ね、朱が解決してくれたの」
あこ「え?どういうこと…?」
朱「うん!わたしが伯父を消したの!」
あこ「……え?」
らい「ニュースで中年男性が
トラックに轢かれたって事故あったでしょ?
あれは事故じゃなくて、朱が仕掛けてくれたらしいの」
朱「わたしはこれでも死神見習いだからね!
人を消すぐらい簡単なんだ!!」
あこ「……」
なんでこいつらはこんなに嬉しそうなんだ。
人が…死んだんだぞ?殺したんだぞ?なのになのに…。
なんで皆、笑顔なんだ……?とても不気味で不快だ。
すい「らいちゃんが元気になってくれてよかった!」
おかしい…こんなの…。
でも、皆、喜んでるからあたしがおかしいだけ…?
あこ「そ、っかぁ…よ、よかったな、
あたし、仕事で疲れてるからそろそろ帰る、…またな。」
朱「また来てね〜!!」
あたしはみんなに見送られて世界を後にした。
正直、気分が悪かった。どんな理由であれ、
人が死んだことを喜ぶなんて。
しばらくあの世界には行きたくない。
ピコンッ。
Twitterの通知が鳴る。誰かからDMが来た。
開いてみると…あや、あややだった。内容は……。
「ako、どこに住んでる?あたし、
〇〇県〇〇市〇〇区〇〇〇〇に住んでいるんだけど…。」
ネットリテラシーなさすぎじゃないか?
まぁあたしだからいいけど……。
でも、〇〇市には電車で行ける距離だ。
「あやや、〇〇市には
電車で行ける距離に住んでいるぞ。一体どうしたんだ?」
「どうしても話したいことがあって!
理由はここでは言えないけど…話したいことは、
あそこのことについてだから。」
「あそこ、か…分かったよ。いつそっちに行けばいい?」
「明日、〇〇駅で待ってるよ!おすすめの場所で話そっ」
「分かった。」
あたしは…明日、あや、あややと会うことになった。
ネットの人と会うのは実際怖いことだけど、
あやとはもう顔合わせしてるからきっとその心配はない。
明日に備えてあたしは寝ることにした。
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