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めんたる・でぃじーず  作者: たなばたばたばた
5/12

5話 帰りたくない

閲覧ありがとうございます!

今回もよろしくお願いいたします

夕暮れ時、今日も自堕落に過ごしていた。

今日までしか休めないしな、

今日もあの世界に行っておくか…。

あたしは縦鏡に触れる。

あっという間に朱が作った世界に辿り着く。

朱「お姉ちゃん!今日も来てくれてありがとう!!」

今日は先客がいた。すいとあやだ。

いや、すいむ꒷꒦とあやや?

どっちの名前で呼べばいいんだ…。

あこ「なぁ二人とも、お前らのこと、

本名で呼ぶか、ハンドルネームで呼ぶか迷ってるんだが、

どっちがいいとかあるか?」

あや「せっかく出会えたんだし、

あたしはあやって呼ばれたいかな!」

すい「ぼくも、同じ意見だよ…。」

あこ「じゃあ、すいとあやって呼ばせてもらう。

あたしのことも気軽にあこって呼んでくれよな。」

あや「akoだからあんまり変わりないけどね」

すい「確かに…!」

なら、落雷のこともらいと呼んだ方がよさそうだな。

それから朱を含めた4人で談笑していると…。

あとひとり、足りない人物がやっとこの世界にやってきた。

落雷こと、らいだ。

らいは世界に勢いよく飛び込んできた。

あや「らいだ!もう一生この世界にこないかと…

あれ、大丈夫…?」

らいは酷く怯えている。体がガタガタ震えている。

顔も青ざめている。

すい「らいちゃん、大丈夫…?何かあったの…?」

らい「うっさいわね!な、何もないわよ…。」

こんなの、何もなかったわけない。

女の子がこんなに怯えてるなんて。

あこ「何があったんだ、無理のない程度に話してみろ。」

らい「……分かったわよ……。」

落雷、らいのことなら、

あたしになら話してくれると思っていた。

落雷はいつもあたしのDMに「話を聞いて!」と、

連絡してきていたからな…。

らいも、あたしの正体に無意識に気づいているのだろうか。

らい「…学校から帰ったら、伯父が家にいて、

お、…襲われそうになって……。

だ、だからここに逃げてきたの……。」

あこ「…そうか、話してくれてありがとう。」

らい「…うん。」

すい「らいちゃん、怖かったね!ここなら大丈夫だよ〜…」

らい「…うっさいわね。」

こんな時でも、らいはこんな態度だが、

今はかなり弱気だ。

らい「…今日は帰りたくない。」

朱「お姉ちゃん…怖かったね、

この世界で寝泊まりすることもできるんだよ。」

すい「なら、みんなでお泊まりもできるってこと〜?!」

あや「え〜!楽しみ!いつかしようよ!」

…あやは仕方ないとして、すいはやはり何かズレているな。

あこ「ま、まぁ、今はそんなことよりらいの心配だ。

らい、それならば大丈夫そうか…?」

らい「…一緒に寝て。」

あこ「?」

らい「あこ、一緒に寝て!!あんま言わせないでよ!」

あこ「あ、あぁ…別にいいが……。」

まさかの。ここまであたしに心を開いているなんて…。

すい「ならぼくたちも一緒に寝る!」

あや「あたしもあたしも!」

らい「あんたたちは帰って!!」

すい「そ、そんなこと言わないでさ……。」

あや「すい、今はひくしかないよ…。」

すい「仕方ないなぁ…。」

すいとあやは分かりやすく落ち込んでいた。

…こいつら、気持ちが態度に出すぎてるなぁ。

まぁ、別にあたしは悪い気しないけど。

あや「あたし、そろそろ帰るよ」

すい「ぼくも〜」

あやとすいは次々にこの世界を去っていった。

朱「お姉ちゃんたち、

わたし、やらなきゃいけないことがあるから、

お姉ちゃんたち2人で今日は寝てね!」

あこ「まぁ、あたしは早朝から仕事だから

それまでなら一緒にいてあげられるが。」

朱「なら、よろしくね〜!」

朱は姿を消した。そして、らいと2人きりになる。

らい「…ねぇ、あこ。眠るまで少し話してていい……?」

あこ「いいよ。気が済むまで聞いてやる。」

閲覧ありがとうございました!

次回もよろしくお願いいたします

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