2話 箱庭
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?「お邪魔しまーす!!」
あこ「ちょっ、ちょっと待て!!」
女の子はあたしの言葉も聞かずに、
家の中へズカズカと入っていく。そして部屋を物色していく。
?「ん〜この縦鏡でいいや!」
女の子は指をパチンッと鳴らした。…なんで…?
?「さぁ!お姉ちゃん!こっちに来て!」
あこ「ちょ!うわっ!」
腕を引っ張られて、あたしは縦鏡に突っ込んでいく。
このままじゃ、ただぶつかるだけ…と、
思っていたら不思議なことが起きた。
鏡に体が触れると、鏡の中に体が飲み込まれていく。
そして…鏡の奥には別の部屋があった。
あこ「え…?なんで鏡の奥に部屋があるの…?」
?「部屋じゃないよ!あたしが作った世界なの!」
そこは箱庭サイズの小さな空間。
ピンク、水色、黄色、赤色で構成された可愛い部屋。
女の子が好きそうな…いや、こころが好きそうな
可愛いものがたくさん置いてあった。
例えば、ぬいぐるみとか。
そしてそこには、あたし以外に3人の女の子がいた。
?「みんな揃ったね!
お姉ちゃんたち、来てくれてありがとう!」
いや、半ば無理やり連れてこられたけど…。
朱「自己紹介するね、わたしは朱。
この世界の管理人なの!一応死神見習いなんだよ!」
?「しっ、死神?!ぼくたちの魂を持っていくつもり?!」
朱「わたしはあくまでも死神見習いだからねっ、
あと、別に魂は求めてないよ、
わたしは絵本に出てくるような死神じゃないからね」
朱と名乗る女の子は、
確かに死神と言われても納得できそうな容姿をしていた。
朱「そんなことより!お姉ちゃんたち同士で自己紹介して!」
?「はぁ?!そんな面倒なことに付き合わせないで!
あたし、帰るから!」
朱「待ってよお姉ちゃん〜、
今からお姉ちゃんたちはお友達になるんだから
自己紹介は絶対しなきゃ」
朱は乱暴な女の子の腕を引っ張って引き止めようとする。
?「あたしは帰るの!!
きゃ!何するのよもう!!なんで動けないの?!」
朱「じっとしててね〜」
朱が指を鳴らすと、
女の子が不思議な力で動けなくされている。
朱「さぁ!自己紹介して!順番は好きにしていいよ」
あや「はいはーい!自己紹介します!
あたしは東丸あや、小学6年生です!」
すい「ぼくは、七瀬すい…JKだよ…」
あたしも流れに乗って自己紹介する。
あこ「あたしは愛染あこ、17歳だ。」
朱「さぁ、お姉ちゃんも自己紹介して?」
らい「…稲光らい、中3よ。」
朱に連れてこられたあたしたちは、年齢がバラバラだ。
あたしが最年長か……。
全員の名前に何だか聞き覚えがあるのは気のせいだろう。
さすがに考えすぎだと思う。
朱「みんな仲良くしてね!
お姉ちゃんたちはお友達なんだから、
そして〜、お姉ちゃんに魔法をかけて可愛くしといたよ!
そこの縦鏡で確認してみてっ」
あや「なんか髪伸びてる!!」
すい「ぼく、別人レベルで可愛くなってる……」
らい「何よこれ……」
あこ「おぉ……。」
こころが好きそうな、
いわゆるネットでよく見る地雷系な服を着せられていた。
そしてあたしも髪が伸びていて別人みたいだ……。
朱「安心してね、元の世界に帰れば姿は戻るから。」
あや「えっ、お家に帰れるの?!」
朱「そうだよ、好きな時にこの世界に来て、
好きな時に帰れちゃうよ〜」
あや「良かった〜!それならママに怒られなくて済むよ!」
らい「ならあたし帰る、もうこんな場所こないから」
朱「そんなこと言わずまた来てね〜」
それからあたしたちは次々と帰っていった。
朱は1人帰る度に、「また遊びに来てね!」と言っていた。
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