表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
めんたる・でぃじーず  作者: たなばたばたばた
1/12

1話 休日

閲覧ありがとうございます

新作です、よろしくお願いいたします


おまけ

妹のこころちゃんの話

エスケープという名の神隠し〜住民たちの前世のお話〜

https://ncode.syosetu.com/n9878ly/


こころが殺された。学校帰りに男に路地裏に連れて行かれ、

こころが持っていたカッターで…。

現場を見かけたご近所さんが、通報してくれたらしくて、

あたしは警察に呼び出され、駆けつけた。

こころの遺体は首元が見ていられない状態だった

ねぇ、こころ。こんな別れになって、

あこ姉、とても後悔してる。喧嘩別れなんて…。

あの時、あたしが謝っていれば、

イチゴジャム買っとくの忘れてごめんって、

あたしが優しく接していたら、未来は変わっただろうか。


妹がいなくなっても、

あたしはまともな職に就いていないから、

忌引休暇なんてない。

どんなに悲しくても働かないといけない。

日雇いバイトだから。

あたしはそれから一気に仕事を入れて、昼も夜も働いて、

お金がある程度溜まったら、一気に休んで、

お金が底をつきそうになったら、

また一気に仕事を入れて働く…みたいな生活をしていた。


今日は仕事がない日。お金もある程度あるから、

あと1週間は働かなくて済むな。

…そうだ、忘れていた。こころのスマホ解約しないと。

あたしはこころが使っていたスマホを開く。

パスワードは見たくなくても何度も目にしていたから、

すんなりスマホの中の情報を見た。

写真、…あいつ、腕を切った後の写真撮りすぎだろ。

あと、自撮りも多いな。…やっぱりこころは可愛いな…。

それからスマホの中の情報を色々と見た。

1番気になったのは、Twitterというアプリだ。

思ったことを呟いて、ネットの人から共感を得る、か…。

最後の呟きは、

「姉と喧嘩した、イチゴジャムぐらいなくなる前に

買っといてよね!!」

だった。…イチゴジャムさえ、忘れる前に買っておけば、

こころとも喧嘩せず、今も一緒にいられたのだろうか。

他にも色んな呟きがあった。

ほんわかした内容のものから、病んでいる内容も…。

あいつなりに、色々考えていたんだろうな。

亡くなった母のことも、姉であるあたしのことも。


それからスマホショップに行き、こころのスマホを解約した。

それはいいのだが、あたしも

そのTwitterというものが気になってしまった。

あたしのスマホにもTwitterを入れた。

まずはプロフィール作りから始まるのか。

名前は…適当にakoでいいや。アイコンか…。

まだ母が生きていた時に

3人で行った旅行先で撮った海でいいや。

…よし、とりあえずこんなもんでいいだろう。

あたしはこころがやっていたように、

思ったこと、感じたこと、あったことを呟いた。


あれからしばらく時は経った。

あたしのアカウントはお世辞にも人気とは言えないが、

何人かフォロワーが増えた。そして相互になった。

あたしの何気ない呟きにメッセージをくれる。

あとDMというものも届く。

すいむ꒷꒦「akoちゃんお仕事頑張っててすごすぎる!

ぼくも学業頑張ろうって思えるなぁ」

落雷「今日学校で嫌なことあったから聞いて」

あやや「いつかakoと会ってみたいな!!」

…まぁ特に仲良いと言ったらこの3人だな。

オフ会ってやつをこの3人でやってみたいんだよな。

年齢も性別も性格も容姿も分からない3人だけど、

何だか気が合うんだよな。

いつか、会ってみたいな…。


ピンポーン…。


インターホンが鳴った。もう夜の10時だぞ??

ちょっと非常識な気もするけど、

あたしは仕方なく、部屋のドアを開ける。

あこ「…どうしたの?」

立っていたのは小柄な黒ずくめの女の子。

大人だったらこんな時間にインターホン鳴らすなんて

非常識だ、と遠回しに嫌味を言ってやりたかったが、

こんな小さな女の子をほっとくわけにはいかない。

?「…」

あこ「…」

女の子と目が合う。

?「愛染(あいぜん)あこ、それがお姉ちゃんの名前だよね?」

あこ「なっ…!なんであたしの名前を知って…?!」

閲覧ありがとうございます!

次回もよろしくお願いいたします

あえてまだあこちゃんの姿は晒しません

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ