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めんたる・でぃじーず  作者: たなばたばたばた
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15/18

15話 お兄ちゃんの世界へ

閲覧ありがとうございます!

今回もよろしくお願いします

あこ「なんであたしもついて行かなきゃなんだ…?

お兄さんと会うなら、一人で行った方が会話できるんじゃ…」

朱「そのお兄ちゃんが作った世界に

お姉ちゃんに会わせたい人がいるの。

お兄ちゃんはね、

すごいから世界にたくさん住民がいるんだ!

だからお願い!ついてきて!」

あこ「全く、仕方ないな。」

朱が差し出してきた小さな手のひらをあたしは掴んで、

朱に誘導され、いつも通り、この世界に来た…が。

まさかの、すいがいた。

すい「あー!やっと戻ってきた!遅いよ!」

朱「いやーあこお姉ちゃん、

寝てたから起きるまで待ってたの?」

あこ「1時間遅刻するやつのセリフじゃないだろ」

すい「あれは仕方なかったもん!」

あたしは苦笑する。すいは周りをキョロキョロと見渡す。

すい「…あれ、らいちゃんとあやちゃんはいないの?

いいの?せっかくお兄ちゃんに

会いにいくのに連れていかなくて…」

朱「大丈夫だよ!あの二人は今回、関係ない人物だからね、

今から行く世界にはお兄ちゃんに会いに行くのが

目的だけど、二人に会わせたい人物がいるから。」

あたしとすいは目を合わせる。

すいは「わかんない」って顔をしている。

多分、あたしもそんな顔になっている。

朱「それじゃ!行くよ!!」

いつの間にか作られた多分…異世界への通り道を

すいとあたしで朱を挟む形で手を繋ぎ…世界へと飛び込んだ。


あこ「なんだ…?ここは…?空が綺麗、空気がおいしい…」

すい「なんかゲームに出てきそうなぐらい、

綺麗な場所だねー!」

朱「まず、二人にはこの世界について説明するね。」

朱から話を聞いた。

お兄ちゃん…死神が作った世界、この世界の名は

「エスケープ」と、言うらしい。

逃げる…?なにか意味があるのだろうか。

そしてこの世界は醜いけど美しい。

美しい部分がこの景色。

空気がおいしくて、空が快晴ですごい心地がいい。

…そして、醜い部分とは。

この世界では人間と住民が敵対していて、

よく人間と住民の間で

殺し合いが起きてしまうことがあるらしい。

あと、条件が揃えば住民同士で殺し合いになることも…。

朱「…だから、気をつけてね!二人には魔法をかけて姿を

いつも通りだけど住民に似たような格好をしているよ。

エスケープにいる住民のように体は強くないし、

魔法も武器も使えない。つまり人間だからね。

殺されないように、帰れなくなっちゃうよ。

…まぁ、わたしが守ってあげるけどね!」

すい「な、なんてとこに連れてきてるんだー!

ぼく死にたくないよ!返してよ!」

あこ「安心しろ、多分朱が守ってくれる」

すい「そんな保証、どこにあるんだよー!」

朱「まぁついてきてよ、お兄ちゃんはー……。

暗い場所が好きなんだよね、うーん…あの森とかどうかな」

朱が指をさした先は、暗そうな森だった。

朱「あそこならいるかも!行ってみよ〜」

あたしは怖がるすいの手を引っ張り、朱について行った。


朱「あっれ〜…おかしいなぁ…お兄ちゃんいない〜…」

あこ「他のところにいるんじゃないか、

お兄さん、管理人で大変だから違うとこにいるかも」

朱「そうだね!それじゃ」

朱はそれじゃあ、次の場所に行こうか!と、

でも言いたかったのだろう。でもそれは叶わず。


ガンッ!


武器同士がぶつかり合う音がした。

すいを庇いながら、顔をあげてみると…。

そこには、朱に何者かが襲いかかっていた。

人間1「…見たことない奴らだけど、住民だよな!

てか住民特徴手帳に載ってない奴らなら

殺したあと、住民特徴手帳に情報提供も

出来て大儲けじゃないか!!」

人間2「本当に、君は強欲だね。

まぁ、僕もそう思ってるけどさっ!」

もう1人の人間が朱に武器を振るう。朱は華麗に避ける。

すい「ぼくたちは住民じゃない!!!!!!

だから、殺さないでぇぇぇぇ!!!!!」

人間3「流石に髪がインナーカラーとグラデーは

言い訳できないって〜あたしたち、生活に困ってんだよね。

だからさっさと殺されてくれないかなっ!」

その人間はあたし達目掛けて、銃を撃ってきた。

…首あたりを狙って。だが朱が守ってくれたが、

耳あたりに銃弾が直撃して朱は蹲る。

朱「ぃ…ぃたぃ……」

すい「朱ちゃん!しっかりして!そうじゃないとぼくたち…

うわぁぁぁぁぁぁん!!!!!!!」

すいは叫びながら泣き始めた。朱は戦闘不能。

…あたしには何も出来ない…。…殺されるしかないのか。

まぁ、いいかもしれない、あたしは、生きるのに疲れていた。

そして…早く、こころとお母さんに、会いたい……。

あたしは目を閉じた。殺すならさっさとやってくれ。

…途中まで、「こいつらをどう殺そうか」とか

「金が入ったら何をしようか」とか話していたのに、

3人の賑やかな醜い声は止んだ。

その後、爆発音や武器を振るう音が聞こえた。

?「…大丈夫?」

?「わたしたちがやっつけといたよ!」

すい「ぅえ…ぼくたちを、殺さないの…?

てか、なんであの人達殺してくれたの…?」

?「そんなの、私達は「住民」だからだよ」

?「とりあえず、3人とも死ななくてすんだね!よかった!」

すい「え、あの…あなたってもしかして…」

?「…えっ、まさか……。」

?「すいなの!?」すい「えまちゃん…!?」

閲覧ありがとうございました!

次回もよろしくお願いします

ついに…エスケープきましたね……

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