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めんたる・でぃじーず  作者: たなばたばたばた
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14/18

14話 4人

閲覧ありがとうございます!

今回もよろしくお願いします

土曜日、午前10時。○○駅。

あたしは10分前に着いたのだが……。

あや「あこ!やっほ〜!!」

あこ「…来るの早くね?何分前からいるんだよ…」

あや「あこも人のこと言えないんじゃない?」

あこ「社会で生きるもの、10分前行動は基本中の基本だ。」

あや「働くって大変だね〜、ちなみにあたしは

40分前からいるよ、…40分前行動!すごいでしょ」

あこ「気が早すぎるって…」

あや「だって3人に会えるの楽しみだし暇だし〜……。」

それから10分後、時間ぴったりにらいは来た。

らい「今日はよろしく…。っ…」

あや「よろしく〜!らいって髪短いんだね、あこと同じだ!」

らいはあたしに近づいて耳元でこっそり言ってきた。

らい「あんた…イケメンすぎない…!?かっこいいわ……。

もしや、男?……いや、それはないわね。」

あこ「どこ見て言ってんだよ。」

あや「あたしだってかっこいいし!!

…いや、あたしは可愛いって言われる方が嬉しいや…。」

それから30分、経った。…こない、すいが。

痺れを切らしたらいはさっきからずっとすいに

Twitterの通話機能で鬼電しまくっている。

…多分、15分ぐらい、ずっと。

そして、やっと。すいが電話に出た。

すいむ꒷꒦「んぅ〜…何〜?今日は

休日だからまだ寝たいんだけど…」

らい「あんた!!約束忘れたの!?!?」

すいむ꒷꒦「え、約束…?なんだっけ…」

らい「今日!!土曜日に!!10時に!!○○駅!!集合!!」

らいは駅に響くほど大声で電話越しにすいに伝えている。

通行人がチラチラこっちを見てくる。…少し恥ずかしい。

すい「え…ぁあぁあああ!!そうだった!!

本当に!!本当にごめんー!!今すぐ行くからー!!」

らい「電流の速さで来なさい!!待ってるから!!」

らいは無理を言ってから電話をぶち切りした。

電話中はスピーカーで、らいの怒っているでかい声と

すいの焦ったでかい声で駅内はうるさくなっていた。

さっき、駅員に注意されてしまった。

いや、本当にごめんなさい。


それから更に30分後。すいはやってきた。

すい「本当にごめん〜!お待たせしました!!」

らい「ごめんじゃないわよ!申し訳ございません、でしょ!」

すい「ふぇ〜…申し訳ございませんでした…らいさま〜…」

あや「1時間遅刻…まぁ忘れてたなら仕方ないか…。」

すいはらいに頭を鷲掴みにして詰めている。…怖いな。

あや「…そういや、すいって現実では黒髪なんだね!

いつも白髪の姿しか見てないから新鮮だなぁ〜!」

すい「え〜…別に黒髪なんて…ダサいじゃん…。

白髪に染めたいんだけどさぁ…」

やばい、らいの目つきが元々鋭いのにもっと鋭くなった。

黒髪をバカにされて怒ってるんだ…!

あこ「と、とりあえず全員揃ったし、どっかいこう…な?」

らい「まぁ、そうね」

すい「ふへぇ、そうだね〜」

あや「あたし、行きつけのお店があるんだ〜」


あや「じゃーん!マクドナルド○○店でーす!」

いや、前来た場所だし。

まぁ…おいしいし安いからいいけど…。

すい「ぼく、マック大好き〜!」

らい「いい店知ってるじゃない、あや。」

あや「でしょ」

あこ「いや、ただのチェーン店だろ」


…土曜日、だけど、すいが1時間も遅刻したせいで

4人で座れるところはカウンター席しかなかった。

…らいの視線が怖い。

商品が届くまで、喋って。商品が届いたら、食べながら喋って。

すい「それにしても、3人ともこんな近くに

住んでるとか運命だよね〜!しかもネットで出会うとかさ!」

あや「本当にすごいよね〜」

らい「ちょっとすい!あたしのポテト取らないで!」

すい「別にいいじゃん〜、

あこちゃんがお金払ってるんだから。」

あこ「…その件だが、あたしは朱が意図して

近くに住んでいるネッ友同士の

あたしたちを狙ったんだと思う。

普通、こんな偶然ありえないし。

…それに、朱は他に目的があるんだと思う。」

すい「もしかして、人体解剖、とか……!?」

らい「いや、犯罪の共犯にさせる気かもしれないわよ」

あや「あたしは特に理由ないと思うんだけど…」

あこ「あたし、聞いたんだ、朱から。

この世界を作った理由を。」

すい「えー!聞きたいような聞きたくないような…」

あたしは3人にあの世界が作られた理由を話した。

お兄ちゃん…きっと自分で別の世界を

作って過ごしている、死神に会いたいから、と。

あや「そういや、朱、

死神見習いって言っていたよね。

そりゃその死神さんとも会いたいか…」

らい「…てか、あたしたち必要なくない?

勝手に会いに行けばいいじゃない。」

あこ「その死神は世界を作るのが好きだから朱は

世界を作って死神に振り向いてほしいらしい。

でも世界には「住民」が必要……。

その住民が、あたしたちってわけだ。」

らい「利用されてる感半端ないわね……。」

すい「でも、朱ちゃん、お兄ちゃんと会えるといいね!」


それからあたしたちは食事を完食し、

ここは働いているあたしが奢って、

あやが好きな近所の公園で4人で遊びまくった。


あや「みんなきてくれてありがとう!

またこうやって遊ぼうね!」

すい「またね〜!」

らい「それじゃあね」

あたしはあやに対して、軽く手を振った。


…あれから2週間ぐらい時が経った。

グループDMでは、「1週間って言ってたのに!」と、

あやが愚痴っている。

…あいつは何をしてるのやら……。

そう思って、閉じていた目を開けた。…そしたら、朱がいた。

あこ「え、えぇ!?ど、どうした…?」

朱「…やっと、お兄ちゃんに

会いにいくことができるようになったの。

お姉ちゃん、ついてきてくれる?」

閲覧ありがとうございました!

次回もよろしくお願いします!

…最終日が見えてきました

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